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2004.02.22

突然飛び込んできた名文(管理人)




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先日、追分だんごを食べました。
特にだんごそのものがうまかったです。

で!

銘菓とかを買うと、その箱の中に、そのお菓子のいわれについて
書かれてある栞(?)なんかが入っているじゃないですか、
ああいうの読むの好きで、必ず読むのですが、
追分だんごに入っていた栞の文章にびっくりしたので転記します。

-------------ここから

追分だんごの栞

 慶正元年(一四五五)、太田持資(道灌)は、江戸城を構築中、武蔵品川
の館より武蔵野に鷹狩を催し、その帰途高井戸付近にで薄暮となりました。
折しも皓々たる中秋の名月は宙天にかかり、月影はすすきの穂波にゆれて
秋虫のすだく幽寂の風情は、道灌の詩情をさそい、家臣と共に歌の宴を張
ったのであります。ときに、土着の名族某、手搗の団子を献上しましたところ、
道灌は、名月に配する団子の風雅をよろこび、その滋味を賞賛し、以来、折
に触れてこれを所望したのであります。
 のちに、名族某は、道灌の徳をしのび、高井戸の地において道灌団子と称
してその製法を家伝としましたが、高井戸宿が甲州街道の始駅となるに及び、
上水の傍に柳茶屋と号して某の後裔が道灌団子を商い、大いに繁昌致しま
した。元禄十一年(一六九八)、内藤新宿が伝馬の宿駅となり、柳茶屋も宿
の変遷とともに新宿追分に転移し、行き交う人々に親しまれ、誰れ言うとなく
追分だんごと呼ばれるようになりました。
 享保の始め宿の衰微にともない、柳茶屋もいささか傾覆を余儀なくされた
のでありますが、後年再び新宿が馬次の宿となり、追分の地は青梅・甲州
両街道の分岐点として車馬の往来も日々繁くなり、追分だんごの名も人口
に膾炙されるに至りました。
 追分だんご本舗は、以上の口碑にもとづき、伝統技術を継承し、これに近
代感覚を加味し、東京名物として皆様にお贈り致しております。御賞味の上、
愈々御愛顧の栄を賜り度。

-------------ここまで

すっかり感心してうなってしまいました。
文化としての成熟というのは、こういうところに表れるわけで、
他の銘菓もこれからもっと気にして見ていることにしてみます。

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投稿:by 2004 02 22 04:16 PM [グルメ・クッキング] | 固定リンク

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