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2004.05.17

印刷実数ってのも微妙なもんで……




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雑誌の印刷実数を公表へ 透明性確保で、雑誌協会

基本的に業界側の人間としてはこういう事を言うのはなんなんですけど。
印刷しても外に出さない雑誌とかも、実数は出るわけですよ。
すごく微妙な物言いをするのは、苦手なのでぶっちゃけていきます。

例えば7万部印刷してる雑誌が有ったとします。
でも大体売れてるのは平均して3万部だとします。それで黒字なのかというと、まあ黒字にはなったりするわけです。原価ってそんなもんなんですよ。
でも7万部そのまま流通させると、4万部がすげえ無駄なことになるんですね。そこで、なんかいきなり売れた時のために、5万部流通させます。
そしたら本来は4万部分の配送費等かかるところが、半分の2万部分で済みます。
残り2万部は、印刷製本が終わったらそのまま焼却炉行きにしちゃいます。
初めから売れない部分を配送しないことで、回収や返品等の印刷後の経費を削減するんですね。

4万部配送金額 > 2万部配送金額+2万部廃棄金額

こんな式になるんですわ。
元から現在の売上分で利益出てるんなら、後は損益をいかに減らすかにかかるんですけど、公称刷り部数の裏付けのために、印刷する数を減らす方には行かない、という不思議な実態も合ったりします。
まあ購買判断材料の一つに、刷り部数が多い=「みんなが読んでる!」ってイメージは確かに有りますからね。自分の周囲が読んでいなくても、どこかでみんなが読んでいるところが有れば売れるわけですから、「俺は知らないけど、この雑誌は売れているらしい」になりますね。
ちなみに自分の周囲を見渡すと、パソコン雑誌ってすげえ売れ行きなんだろうなっていう間違った認識を得られます。
どっとはらい。

こっちもね!

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投稿:by 2004 05 17 12:41 PM [書籍・雑誌] | 固定リンク

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