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2004.05.21
道案内が受験問題
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千葉の県立高入試で“難問” 受験生の半数0点 道案内の作文、選択肢に混乱
そもそも、国語という教科は、社会に出た際に基本となるコミュニケーション能力、読解力、判断力、表現力を養うもので、相当重要だと思う。
ただ漢字を覚えます、文法を覚えますってのとは違う。
なんというか、教育の現場たる教室で、このような説明を、そういえば覚えもないな。
だから、そう考えるとこの「おじいさんがどんな状態かを仮定し、適切と思う道案内をしろ」という設問は、「自分が考えたことなどを的確に相手に伝えるため、適切な言葉で表現する」という出題方針と、国語の本来の教育目的には、非常に合致した良い問題だ。
ただそれが、今後の自分の人生を左右する大きな要因である高校受験の問題だとすると、色々プレッシャーも有ったりして迷うかもしれない。
でも間違えてはいけないのは、おじいさんに対する設定で、間違った設定はないのだから、自分の考えたおじいさんを表現すれば良いだけのことなのだ。
しかし、受験生達は正解となるおじいさん像を想像できない、仮にこう考える、というシミュレーション能力に自信が無かったのだと言えよう。
まあ、いじわるっちゃいじわるだわな。
とても元気そうなジョギング姿のおじいさんに道を聞かれたから急な上り坂の道なら直ぐですから、そちらもよろしいですか?とたずねたところ、「体力には自身があるから大丈夫!」と言われたので、
「ここから坂を下ったところのバス停の角を左に曲がって、地元では心臓破りの坂と呼んでいる急な坂をあがりきった交差点の斜向かいのところが公民館です」
と、説明した。
って、自分なら書きます。
ふふふ、大人でゲーマーだから、状況設定は得意さ。ってやり過ぎか。
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投稿:by いしたにまさき 2004 05 21 12:06 PM [文化・芸術] | 固定リンク
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