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HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック)

2004.09.15

フィクションとノンフィクションの関係とテクノロジーとライフサイエンスの関係。




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北朝鮮で大規模爆発、一時「核」が取りざた 韓国は否定 - asahi.com : 国際

これはこのブログのライター鈴丸氏に教わったのが、こんなものがあるそうだ。

明治一代無責任男

これは無責任艦長タイラーシリーズの日清戦争前夜へのタイムスリップをするという話らしいのだが、その中でタイムスリップした過去の地球を見て、「私の故郷の韓国島が、半島だ!」という部分があるそうです。詳しく記述はないそうですが、半島の根本で過去に大爆発があって島になってしまったと。(爆弾とかそういう記述は特になし)
で、それを言ったキャラクターの名前がキム中尉

フィクションであっても、ちゃんと理屈なり筋を積み上げて行くと予言となってしまうことが得てしてあるといういい見本。フィクションをノンフィクションに殊更に垣根を作ることには余り意味がないということだ。ただ、理屈なり筋を積み上げれば予言ができるかというとそういうわけにはいかない。

で、ここからいきなりライフサイエンスの話になってしまうのだが、ライフサイエンスとはどういう学問かを知る上で実にいい入門書となるのがこの本である。


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ここで利根川先生がはっきり言っているのが、センスの問題だ。

ライフサイエンスという分野では、理詰めで行くとある選択肢に差しかかったときにAでもBでもいい場合が出てきてしまうんです。理屈上だとどっちを選んでも間違いはない。でも自然はどちらかを選択した。われわれの様なライフサイエンスの学者には、そこを見極める能力が必要で、残念ながらそれはセンスとしか言いようがない。
※記憶に頼って書いているので間違ってたらごめんなさい

で、DNAやらRNAの話なんて言うのはけっこう小難しくて入門書って書いてあるのにぜんぜんわかんないケースも少なくない。そう言うときに解説を求められたりしてしまうと、相手がPCとかに対してある程度の知識がある人間の場合はそれを引き合いにして説明したりしている。

 DNA=HD領域
 RNA=メモリー空間

こう考えると少しはとっかかりになる。テクノロジーとライフサイエンスとの間にも(考え方という意味では)殊更に垣根を作ることには余り意味がないということだ。

となるとだ。われわれはもっとネットだろうがなんだろうがもっと用語というものをきっちり理解するべきで、例えばこのページのキャッシュに関する記述などはもう頭が下がる思いである。そして、礼儀として理詰めは最低限やっておくべきことで、それなしにセンスを積み上げるとかどうとかなんてバカみたいな話で、そういうことを理解することなしに自然の神秘とか語るなっつーのボケ。

※※きょうは投げやりなエントリーが続いてすいません


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投稿:by 2004 09 15 06:20 PM [書籍・雑誌!!【見たいもんBest】!!] | 固定リンク

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