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2004.10.22
ゲームにまつわるちょっといい話。
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そういえば、もうゲームってものが生まれたときからある世代が
けっこう多数になっているわけですね。
ゲームと言えば、ただ友達と集まってワイワイやった楽しい思い出だったり、親子で遊んだ記憶だったりというものがセットになって存在していると。「ゲーム=楽しい思い出」という意識がすごく強い。
だからバーチャルボーイは失敗したんですよね。
何しろ、あの形状だから思い出の共有ができない。
さて、楽しい思い出ということでは忘れられない投稿があります。
コンティニュー(CNT)という雑誌に投稿されたものです。
●私の一番のゲーム仲間は7年前に他界した父でした。
父の部屋にハードが一式あって、朝の4時頃起き出し、
仕事に行くまでの間プレイする。
休みの日も、もちろんゲーム。
私がまだ寝ているのにゲームの分かんないとこ聞くために
叩き起こしに来たり。
「桃鉄」の「たいらのまさカード」使用で3日間口きかなかったりもしました。
そんな父のベストゲームは『不思議のダンジョン』シリーズ。
今でも父のセーブデータを開けば、また逢えた気がして、
ちょっとジーンときたり……。
父がいたから私はいまでもゲーム大好きで、
CNTも読んだりしてんだと思います。
たぶん、ゲームわかんない人はなあんにもわかんないでしょうね。
でも、ゲームわかる人なら涙止まんないでしょう。
※無粋にも解説
『不思議のダンジョン』シリーズはゲームの自由度がかなり高く、
プレイヤーの個性がセーブデータに大きく反映されます。
「たいらのまさカード」は要するに徳政令カードです。
このおやじさんほんっとにゲーム好きだったんだなあ。
ゲームって確かにヴァーチャルには違いないんだけど、
そこで行われたことは、紛う方なき経験だものな。
余計な要素がない分だけ、思い出の質としてはより美しさが
深化していると言ってもいいかもしれません。
あ、そうそう。
その昔「ボケ防止にいいのよ!」って1日中ボンバーマンやっている
ばあちゃんがテレビで放送されていて、
その凄腕ぶりにびっくりしたことも思い出しました。
その孫にとっては、ばあちゃん=ボンバーマンだろうな。
ボンバーチャン。
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投稿:by いしたにまさき 2004 10 22 03:10 PM [ゲーム] | 固定リンク
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