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2005.02.27

中景→デュシャン展→そして、RIKISHI写真展最高!




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きのうは、横浜美術館:マルセル・デュシャンと20世紀美術 -概要- を見に行ったのでした。一応、フィラデルフィアでPMAに3日間通い詰めた経験もあり、東京大ガラスが気になっていながらも一度も見に行ってなかったというのもありましたので。

・NYからPMAへの輸送中に割れた大ガラスを見て「これでやっと完成した」とデュシャンが言ったのは、嘘ではなかったなとか
Philadelphia Museum of Art

・吉村益信さんの大ガラスは、そもそも芸術活動を止めようとしていたデュシャンに再び火をつけさせたレーモン・ルーセルの手法を考えるに他の作家がデュシャンそのものの手法に囚われているのを見るにつけ痛感だったとか
横浜美術館:マルセル・デュシャンと20世紀美術 -チェックシート・プログラム-

デュシャンの作品と、他の作家がデュシャンに刺激を受けて制作した作品

・ゲルハルト・リヒターの「Ema」を見れたとか(写真によるオリジナルサイズの複製)
Richter: Ema (Nude on a Staircase)

・やっぱり「遺作」は暗くてなんぼだろう、わざわざ明るくしたのだとすれば台に乗らせる意味もわからないし、中も変えて欲しいと思ったとか

・デュシャンのエッチングを株式会社ビギが多数所有していて、他のことに金使えと思ったりとか

いろいろ思ったのですが、この有料の展覧会を吹き飛ばして、無料の写真展がすばらしくよかったのです。

横浜美術館アートギャラリー企画:シャルル・フレジェ写真展 RIKISHI -概要-

こんなに知的で、キュートで、心も詰まる写真展なんてめったにないですよ。


RIKISHI写真展
Originally uploaded by masakiishitani.

で!ちょっと調べてみました。

[telescoweb event]

ヨーロッパの写真界で最も注目を集める1人、シャルル・フレジュ

あ、やっぱり!

WEBもあります。
http://www.charlesfreger.com/


で、話がいきなり遡ります。

先日、NOBIさんとマッキーとで、児島学敏先生から、こんな話を聞いていたのでした。

nobilog2: 大谷さんとランチ、児島さんとディナー

最初は日本には「遠景」、「近景」はあるけれど「中景」という概念がない、という話という話だったでしょうか(実際、「ことえり」でも変換できませんでした)ーー昔の絵巻物でも中景の部分は雲とかの絵でごまかされている。

謎解き 伴大納言絵巻

NOBIさん自分で言ったことを書いていませんけど、「外国人の写真が我々の写真と違うのはその中景の視点の問題なのかもしれませんね。」とNOBIさんが言ってました。

で、まさにその違いをシャルル・フレジェさんの力士の写真からは感じることができました(ホントにそうなのかはぜんぜんわかりませんよ)。

さらに、調べてみるとシャルル・フレジュさんのブログあるじゃないですか!
そこに興味深いエントリーを発見。

シャルル・フレジェ?: 撮影手順とテスト

もちろん全員に迷いはなく、その後シャルルによるポートレートの撮影手順の説明。
前もってシャルルが学生から借りていた通話不可のカメラ付き携帯をポケットから取り出し、実際に撮ってみせる。 被写体との距離は80cmくらい。相手の目線から30°ほどカメラを下げる。カメラが被写体を上方からのぞきこまず、あおり気味で撮るのがちょうどいいらしい。ズームは使わず、被写体の正面、頭のてっぺんからバストあたりまでがちょうど画面におさまるように構図を決める。表情はどんなものでもかまわない。画像が粗いので、背景はなるべくシンプルな場所を選ぶこと。

カメラ付き携帯でこんな撮影の仕方したことないや。

そして、この「RIKISHI」展が恵比寿にもやってきます。
シャルル・フレジェ?: 「RIKISHI」展巡回が決まりました→3月5日より恵比寿/ジョニー・ウォーカーA.R.T(注:ウイスキーではない)

シャルル・フレジェ?: 3月5日(土)オープニングパーティ@ジョニー・ウォーカーA.R.T、横浜でお会いできなかったみなさんぜひお越しください!特に被写体の方々大歓迎!!

しかも、ぜひお越しくださいとある!これはもう行くしかないぞ!

ん!モシモシプロジェクトっていうのも気になるなあ。
シャルル・フレジェ?: モシモシプロジェクト(仮)スタート。新宿にて初撮影。18人の方々にご協力いただきました。

で、さらに戻るとあの新しいもの好きなデュシャンが写真をほぼ撮っておらず、撮っていたとしても残ってない、もっぱら被写体となっていることは注目すべき内容です。写真では視点が固定されてしまうからこその大ガラスであり、遺作だと思うわけです。

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投稿:by 2005 02 27 08:10 AM [文化・芸術] | 固定リンク

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