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2005.02.23

ツルピカに命を賭けろ!




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磨き屋シンジケート

昨晩のWBSはなんとiPodのツルツルピカピカ面を磨き上げている技術者の話だった。
あの鏡面加工がコーティングとかではなく、基本的に研磨によるものだということで、まず一驚き、続いてその磨きを日本の燕市でやっているということで二驚き、しかも磨き職人さんは6人並んでグラインダーみたいなブラシに向かって手仕上げしていたので三驚き、とビックリ日本の底力だったのである。

しかもIT系製品の磨き一発目はなんとPalmV。あれも日本で作られていたとは。
とにかく名産物特産物がないため、技術が発展していった町なのだそうだ。当然みんな零細企業、持っているのは独自技術。不況で仕事が少なくなったとき、商工会議所が技術者を廻って作ったのが、磨き屋シンジケートなのだそうだ。

研磨に突出した技術屋達は、それまで自分が一番だと思っていた。しかし、シンジケートが一括して受注してきたものを割り振るに当たり、得意分野の把握が必要になった。そこで初めて技術者達は意見交換をした。
それまでは当然、自分が一番だから、自分の技術を外に出すことはしない。それが意見交換によってシンジケート内で共有化され始めたという。
これが実はシンジケートを作った一番の成果だったのではないだろうか。

技術は宝であり、決して裏切らないものである。
後世への継承もまた、技術者の仕事の一つだと思った。

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投稿:by 2005 02 23 05:17 PM [魂(ハート)] | 固定リンク

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