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2005.06.29
アルゼンチン音響派だからと言ってもおしゃれなわけではない。
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日曜日にWorld Music Paramというライブイベントに行って来ました。このことは如来系ドラマーのエントリーで書きましたが、目的のある人の話をまだ書いていませんでした。
ある人とは、鈴木亜紀という歌姫です。以前にここで書いたと思うのですが、私はこの方のセカンド・ミニアルバム(いちばん暑い日)でレコーディング・エンジニアとジャケットの撮影をしました。
最近は、忙しくなかなかライブに行くこともできなかったのですが、約1年ぶりに行くことができました。レコーディングなどをやったので、この人はいいライブしかやらないことはわかってはいるもの、今はどういうライブをやっているのだろうと興味津々でした。
編成は、ピアノ&ボーカル+パーカッション。これまで通りです。ただ、ステージには見慣れないものがあります。
あ!あれはWAVEDRUMじゃないか!どんな音が出るんだろうか?
リンク: KORG MUSEUM|WAVEDRUM
DSPテクノロジーによるSV(State Variable)シンセシス・システムで全く新しいサウンドを生み出すパーカッション。スティック、マレット、ブラシなどによる音の違い、「たたく」、「こする」、「ひっかく」などの指や手のひらの繊細な動きにも敏感に反応。プレイヤーのすべてのテクニックに無限の音で応えるパーカッション。
ん!しかもアルゼンチンの写真が映し出されているではないか?!
ライブが終わりました。ホントにいいライブでした(いいライブの後には実に言うことがない)。
アルゼンチンとWAVEDRUMとはこういうことだったのか。そうか、アルゼンチン(音響派)か。
で、アルゼンチン音響派で女性といえば、言わずと知れたモリーナ。
ただ、鈴木亜紀が向かっているのはやはりモリーナではなく、フォルクローレのエレーロ。
フォルクローレのない音響派はなんともおしゃれだ。鈴木亜紀はおしゃれとは言えない。本人には根性がないのに、どうにも魑魅魍魎な歌を歌う。そこにはやはりフォルクローレ的なものが必要なのだ。伝統の力のない遊びはただの際物だ。バカを全うにやるために伝統なんてものはあるのだ(行間が飛びまくっているのは実に申し訳ない)。
そうそう、WAVWDRUMは全く売れない楽器でした(さすがKORG様)。全部で100台も売れてないのではないかとのこと。ただ、KORGが売れないと諦めて部品を全部捨ててしまった後に、インドから200台の注文が入ったそうです。さすがインド。
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投稿:by いしたにまさき 2005 06 29 12:50 AM [音楽] | 固定リンク
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