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2005.06.22
キーワードに敏感になっていきまっしょい。
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なんとなく買っておいた猪瀬直樹の本を読んでいる。猪瀬さんの本でなければ、まずは手にしなかったタイトルだ。
あまりにも直球なタイトルだ。ただし、猪瀬直樹である。猪瀬節が炸裂する本ほど、タイトルと読後の印象が実に一致しない(もはやわざとやってるとしか思えない)。たとえば、太宰治について書かれたピカレスクは、読後まずはとにかく「黒い雨 」が読みたくなくなる本である。
この「小論文の書き方」も果たしてそんな本だった。
まず、いきなり宇和島水産高校のえひめ丸事故についての記述が入る。そして、そこに「ミズーリ号」というキーワードが存在していたことを提示する。
ミズーリ号がどう関係しているかについては、ここでは何も書かない。問題はそこではないキーワードに敏感になれということである。
これで思い出した話がある。
その昔、テレビ朝日が深夜にCNNを放送し始めた頃、その番組のテーマ曲となっていた曲がある。絶対にCNNのために作られた曲だと思いこんでいたが、そうではなかった。でも、そのぐらいに番組にはまっていたのである。だから、のちにOMDの曲だということがわかっても、アメリカのCNNもこの曲を使っていると思っていたのである。
ところが、そんなわけがないことは曲名を知っていればすぐにわかることだ。なんて言ったって、曲名は「Enola Gay 」なのだ。曲名を知らないというそれだけのことで、こんな遠回りとすることになる。キーワードなんてものはどこに転がっているかわからないのだ。
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投稿:by いしたにまさき 2005 06 22 12:48 AM [書籍・雑誌] | 固定リンク
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