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2005.12.06
どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・アクション編
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すぐさま、WiFiの話に行ってしまいたい前回の終わり方でしたが、実は、世界・マップ&アイテム・時間とくれば、当然引き合いに出されるゼルダの話をしていない。だから、WiFIの話は次でゼルダの話をしなくてはいけない。
まず!(そういう問題ではないのは重々承知だが)あの村にマリオがいるのは違和感ないが、あそこにリンクが現れるのはいやだ。だって、村によくないことが起こるに決まってる。ガノンがたぬきちの店とか一瞬で焼いてしまうだろう!って、それは痛快じゃないか!あのたぬき野郎!
【追記】
どうぶつの森の冒頭は雨のシーンではじまります。これがどうにもこうにも、スーファミ版のゼルダを思い出してしまい、どうぶつの森はゼルダ?なの??という考えからしばらく抜け出せませんでした。
で、このゼルダ問題もマリオとゼルダの関係で考えた方がわかりやすい。ゼルダとは何か?といえば、基本的にマリオでやれないことをやるのがゼルダであると理解していいと思う。
この違いは主にアクションに現れている。マリオがマップに対して基本的にどこまでも自由であるのに対して、リンクにはさまざまな制約が加わる。これ はもうゲーム性の違いだ。だって、リンクは殺さないといけないし、ダンジョンの必須アイテムは絶対に取らせなくてはいけないし、何よりもダンジョンの謎か けをさじ加減を調整(これがゼルダの麻薬性の元)するのには、ある程度の制限が必要になるからだ。
DS版、どうぶつの森のアクションで特徴になるのは、タッチパネルの存在だ。正直うまく使いこなせているとは言いがたい。ただ、ゲームやんない人をとりこみつつあるどうぶつの森においては、タッチが有効に働いている部分はある。
森をやりこむには十字キーと「X」「Y」「A」「B」を使いこなすことがもちろん必要だが、ファースとコンタクトにおいては、このやじるしをペンでタッチというのはとてもわかりやすい。そして、既にどうぶつの森をプレイしている人が初プレイの人に説明する際にも、とても使いやすい。これは特筆していい部分だと思う。
で、肝心のどうぶつの森のアクションは完全にマリオ寄りだ。基本的に制限はない。つまり、ジャンプをしないマリオと捉えていい。
で、いきなり結論に突入します。
もはやゲームではないなにかを作らないとゲームをやらない層を取り込めないと任天堂が決断し、マリオって冒険出てないとき何してるの?という問いかけに対する答えがどうぶつの森なのだろう。制作者の意図がそこにあって欲しいと願うばかりです。
つーか、どうなんですか?宮本さん!じかで聞きてえ!
いや、聞くまでもないか!!
ただ、行けなかった岩田任天堂社長の基調講演とかのその後の報道とか見聞きして、業界の中の人たちはいろいろ、問題意識を持っていて、また僕たちを好い意味で裏切ってくれるだろうって、そう思った。
ということで、次こそはネットワーク編になるはず。
- もう仕事なんかやめてどうぶつの森に行きたい
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・世界編
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・学習編
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・マップ編
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・時間編
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・アクション編
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・ネットワーク編
- どうぶつの森ってなんでこんなにおもしろいわけ?・共生編
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投稿:by いしたにまさき 2005 12 06 03:39 PM [ゲーム] | 固定リンク
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