トップ > iPod,iPod touch,Podcasting > iLife06 ガレージバンド(Garage Band 3)でPodcastingするときに注意した方がいいこと。
いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日
2006.01.16
iLife06 ガレージバンド(Garage Band 3)でPodcastingするときに注意した方がいいこと。
ツイート
|
![]() |
ガレージバンド(Garage Band 3)では、今までのものからかなりジャンプアップしているので、1本Podcastingを収録した経験から、気になるものをTipsとして覚え書きしておきます。
■ プロが作成したPodcastサウンド
これはもう最高です。全部で200とかたぶんもっとあります。テーマ付けも明確ですから、探しやすいし、お気に入り登録もできます。これまでのソースがない人はもうなんも考えないで、このPodcastサウンドの組み合わせとミックスで勝負した方がいいです。そこの時間は短縮して中身を向上させる方がいいと思います。
■ ラジオエンジニア機能を内蔵
私は一応プロのエンジニア経験もあるんですが、最終的にPodcastingにしてしまうのであれば、この機能使ってしまっていいと思います。とても楽です。
特に大きな機能がダッキング機能です。各トラックの右端に少し大きめの△と▽が付いてますが、これがダッキング機能のオンオフを表しています。
このダッキングは機能としてはバックグラウンドを押さえるという機能になりますが使い道としては二つあります。
- 声の収録に便利
外野がうるさい状況で収録したソースに使うと余計なノイズが消えてくれるの便利です。問題もないわけではないですが、Podcastingレベルなら別にいいです。環境音もソースとして聞かせたい場合はオフにした方がいいのは言うまでもないですね。
- 声のミックスに便利
きのうのPodcastingでも、これは多様しています。
「音楽が入って、人が話して、音楽だけに少しもどって、次に切り替わっていく。」
こんな場面では、これまでは音量を自分で調整するしかありませんでした。この各パートでの音量調整の操作性はgaragebandは代々あまりよくありません。なので、これをやるときは全部の編集が終わってから、音量調整をするしかありませんでした。
ProToolsなんかだと、音をコピペするとちゃんと音量なんかの設定も全部くっついてくるんですが、garagebandは音量はタイムラインに依存しているので、音の位置動かすと音量調整はやり直しになっていました。
で、その音量調整の操作性を向上させるのではなく、そもそもそんなもの自動にすることもこのダッキングで可能になっています。
声のトラックのダッキングをオンにしたままで、そこの部分にジングルなどのトラックをかぶせてあげると、勝手に音量調整してくれます。しかも、けっこうそのままで使える。
声のトラックと同期しているので、話が終わってノイズ部分をぶったぎると急にバックの音が上がってしまったりするので、そこはノイズ部分を延ばしたり、ない場合は他からノイズだけコピペするとうまく調整できると思います。
■ iChatインタビューの録音が可能
自分が親になって、相手を呼び出します。その状態でGarageBandでいきなり録音スタートするだけです。まず、勝手にトラックが2つ増えます。それそれのIDとアイコンがつきます。声が録音されていき、勝手にiSight経由で写真を撮って、Podcastingトラックにぺたぺた貼ってくれます。最初は親の画像が入りますが、相手の音声になると相手の画像に勝手に切り替わります。もちろん、この過程で作られたものはあとで画像も含めて全部編集可能です。
※一部訂正(otsuneさんサンクス)
これはもうとにかく相手を見つけてトライ!ですね。私も近いうちにまたインタビューにトライしたいです。
で!!
最後にいちばん注意したいのができ上がったトラックの書き出しについてです。
- 紫色の横▼に注意
これは今回増えた内容で、今までのGarageBandは書き出しのタイム指定ができませんでした。途中まで書き出しとかできなかったんですね。これは欲しかった機能なのでうれしいんですが、なんか編集でいじっていると勝手に90分とかに動いているんですよ。なので、これを終了したい時間に再設定しないとえらいことになります。
私も最初これに気づいていなくて、いつまで経っても終わらないもんで、ずーっと弾さんちで食い物食ってました。すんません。
そして、もうひとつ。書き出しときの注意。
- 共有からiTunesを選択すること
共有をクリックするとPodcastingって項目が見えるんですね。誰でもこれを選ぶと思うんですが、これで書き出すとmovieファイルになってしまいます。Video対応のiPodを買わせようとする悪い会社の策略だと思います。ここではiTunesに向かって書き出してください。
以上、書き出すとけっこういろいろあるんですが、いじってると自然とわかる内容が多いので、やってみて苦労するところはあんまりないと思います。
私は以前のファイルから音データを引越しさせるのに一部苦労しましたが、それも時間指定で書き出し(紫色の横▼)ができることに気づいてからはレンダリングの時間だけでした。
ということで、どんどん簡単になっていますので、ぜひみなさんもトライ!
« 第3回TBC、もうひとつのサロンと偽栗先生について | トップページ | 女王の教室の再放送で見えてきたもの・日テレのプロデューサー編。 »
投稿:by いしたにまさき 2006 01 16 02:52 PM [iPod,iPod touch,Podcasting] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
この記事へのトラックバック一覧です: iLife06 ガレージバンド(Garage Band 3)でPodcastingするときに注意した方がいいこと。: