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2006.08.21

V.から重力の虹へ、またピンチョンと遊びたくなった




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重力の虹を読むと決意したので、カテゴリーとして「重力の虹を読む」を追加した。ここから先何年かかるかわからないが、ちゃんと読むことにする。

重力の虹

で、ここまで無駄に力が入っているのには理由がある。

トマス・ピンチョンの長編デビュー作である『V.』を読むのに5年かかった前科があるからであある。たしか浪人していた頃に日比谷で買い、読み終わったのは卒論が終わってからである。

ただ、読み終わったことで確実になにか対象するものを読み込んでいくという力はついたように思われる。しかもありがたいことに世の中に何冊かあるピンチョンの解説本は正直いっておもしろくない。解説本がおもしろくないのには理由があって、とにかくピンチョンの小説には膨大な量のコンテンツが叩き込まれている癖に簡単に言うと(着地点という意味での)オチがないからである。

▼『V.

ただV.を読んだ上で言うと、その落ちつきなさぶりに付き合えない人はピンチョンの小説なんか読むのは時間の無駄だし、たぶん読んでもなんのことだかわからないと思う。

私だって、読んでもなんだかわかりはしなかったが、ピンチョンの小説という遊びには付き合いたいと思った。そして、やっぱりその遊びはすげえ面白かったのだ。何しろ5年も付き合ったのである。

さてさて、重力の虹ではその遊びはさらに高度化しているようである。いっしょに遊べるような自分であるかどうかまず気になるのはその辺からである。

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投稿:by 2006 08 21 08:39 PM [重力の虹を読む] | 固定リンク

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