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2006.10.08

アニリール・セルカン特別講演、世界にはおもしろい人っているもんですなあ。




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エージェントTの計らいでヒルズアカデミーで開催しているアーテリジェントスクールの

トルコ人初宇宙飛行士候補、アニリール・セルカン 特別講演
 〜宇宙の視点から見た真のサクセスとは〜

に参加してきました。

 リンク: アーテリジェントスク−ル.

今、話題のトルコ人初の宇宙飛行士候補、アニリール・セルカンのサクセスストーリーの極意とは!?

「宇宙飛行士候補になったのは人生の全てではなく、プロセスのひとつです。例え宇宙へ行けなかったとしても、僕の夢は終わらない。なぜなら僕の人生は僕自身が創るものだから。」

私たちは、生まれついた不遇な環境を乗り越て結果どんな億万長者になったか、がサクセスストーリーだと思い込みがちですが、自分にとっての本当のサクセスとは何か、果たして知っていると言えるでしょうか?

誰かが決めた目の前の世界に純粋な疑問を持ち、「宇宙のソト」という新たな世界へ挑戦するアニリール・セルカンの人生の旅。

 リンク: アニリール・セルカン | 20061006.

いよいよ、7日のアカデミーヒルズの講演が近づいてきました。噂によると、今週のアーテリジェントスクール人気NO.1だそうです。

予備知識ほとんどなしで会場に行ったのですが、まあなんというかすごすぎる実績だけではなく、人のしての魅力というかとてもバランスの取れた人でした。

そういう人じゃないと、研究をしながら、スキーでトルコのナショナルチームに選ばれたり、さらにそのコーチ(長野オリンピック時)までやるなんて確かにできないのかも。

で、肝心の講演ですが、宇宙技術開発者であり、建築技術の研究者であるのは、もちろんすごいのですが

  • なぜ、その研究をやっているのか?
  • その研究には一般社会にとって、どういう意味と理由があるのか?

ということをあれだけわかりやすく話せる人はそうそういないと思います。ひどい寝不足の状態で参加したのですが、無理してホントよかった。考えるということのベースになりそうな話をいっぱい聞くことができました。

以下、講演のメモ。()は私の現場での感想です。

■宇宙開発と日常生活にどういう関連があるか
ケータイ電話、もともとはモトローラによる惑星ミッションのための通信からスタート

■宇宙開発ににはチャレンジがある、開発費用もかかっているので、日常生活に反映するものが多い
例:
コンタクトレンズ
クォーツ時計、水晶
MRI、病院で使われている技術にはそもそも宇宙技術のものからのものが多い
Head Moniter
Computer、軽くしなくてはいけない
防火服、消防士の服
バッテリー技術、宇宙ではコードレスであることが大事なため
靴、Nike
建築素材、軽くて強くなくてはいけないので
車、セルカンRX-7に乗っている、理由はロータリーエンジンが好きなのと、軽い素材=セブンがはじめて車を軽くしようとした
保存食
人口腎臓、ステーションでは小便を濾過して水にするため、慣れてくると水で誰の小便の水なのかわかるようになるそうです
(宇宙という過酷な環境ではマストになることが日常では別の意味をもって役に立っていることがとても多いということ)

■宇宙にいくのはまあどうでもよくて、行くために作られた技術をいかに人間のために使うということ
(って宇宙飛行士はっきり言ってしまえるのってすごいと思うけど、当たり前のことだよなあ)

さて、セルカンの話

■建築物を考えた、基本は建築家、材料が好き
1981、初めて考えた建築物
太陽電池、風などの環境を利用したサッカー・スタジアム
20年前は当たり前じゃなかったけど、今は当たり前だ

■じゃあ20年後を考えてみよう
建築物と次元をいっしょに考えるということをやってみた
 4次元の家??
証明できないことは認められない
 11次元宇宙理論、宇宙の外があるのではないか?という疑問
 証明はできないから数学でいかないといけない
 なんで爆発したという理由は宇宙の外があるから導ける
 1998に出したけど、2004の宇宙の特別賞
 これがまちがっていても私には問題がない、あれはコンセプトだから(そうそう!それそれ!)
 
■宇宙ステーション、NASA時代
ケプラー繊維による風船のようなステーション
自走しない海に潜るコンテナ、つまり宇宙ステーション

■ATA、宇宙エレベーター
 それまでの案にあるようなものをつくるのではなく、こういう風に必要なものだけを運ぶものを設計したかった(継ぎ足しでつくれるという案がすばらしい)
 軌道上に人工衛星が800個もあって、打ち上げは大変だし、そもそも今のロケットはものを運ぶコストが高すぎる
 
■アラン・シェパード
アメリカ人、初の宇宙飛行士
うちあげがおくれたので、トイレがいけなかったため、小便は垂れ流しになってしまった(NHKで放送されたBBCのドラマ「宇宙」にこのシーンあった)
なので、宇宙服を進化させた

■インフラフリー住宅、住宅もケータイが充電するみたいにジャックインがいいんじゃないの?
これを地震の被災地などで使える、トルコの大地震、自然災害
トルコは2万人以上の被害者が出ると税金とれないから1万8000人にした
地震の被害ではなく、水は不衛生であるためにずいぶん人がなくなっている
スラム問題対策
山古志村、道路の切断があった、なので3日ぐらいのインフラはいつも確保されているのがいい
biosphere

■カメレオンハウス
環境に自分を合わせる
ジャケットで電子デバイスを充電できる
夏は涼しくなる
人間そのものがモバイル化していく

■宇宙シャワー
4Lしか使ってない、節約が宇宙では大事(つーか、エコってそう考えればいいんだ)

■ばい菌
大便の中のばい菌、エネルギーをもっている
THE SEWAGE-POWERED GENERATOR

■最先端技術はものすごく生活に役に立つ

■自然にあるものを人間にいいような形にしていく

■なんで日本にいるのか?
宗教がないから
軍がない

■成功ということについて
成功ということは自分の欲に気づく、影響ではなく経験としてものを見る
私がみなさんに見せているものは全部経験したものなんです

■なんで宇宙飛行士?
スイス、わたしの経験、8歳で親とは違う国で暮らした、トルコ人初のスキー選手
ザンビア
タイムマシンの機械、このときにぼやを燃やして寮をもやしてしまって、アメリカに行くことになった、子供でももっとその能力を認めるべきだ
タイムマシンできるかな?タイムマシンやってみたら!と親が言ってくれたことがよかった
(その環境がうらやましすぎる)

■重力はなぜあるの??
外から見れば宇宙はしわしわであるというだけ
3次元のわれわれの世界では重力してしか見えない
実感と数学が合わない、合わないのは数学がおかしい
なので、計算を考え直してみた、それが11次元理論

■光学迷彩
使い道がないものをつくってはいけないですね

■ASIMO
ASIMOこわい
チップ1枚でターミネーターになるよ

■当たり前のことに気づこう
無重力の状態ではボールペンではうまく文字がかけない
 NASAは無重力ペンを12millionかけて開発した
 ロシアは鉛筆で同じ問題を解決した

■ガガーリン以前にロシアでは73人パイロットは死んでいる
彼らに彼らに感謝している

■理論物理から実学へに転向した理由
とにかくやってみたかった
そのためには実学の方がよかった

■どこでもドアは実現できるか?という質問に対して
次元のドアを実現するのは15乗の0の熱量エネルギーが必要、宇宙にはそのエネルガーが存在していない

■趣味
これという趣味はない、ひとつに集中しないということが大事だと思っているので

■おまけ
 ま、それはいいとして
 ま、それはいいんだけど
 ま、それはどうでもよくて
 
 というフレースが口ぐせのように出ていました。そうやって話していく感覚とてもわかります。

そして、アニリール・セルカンさんの著作がこの「宇宙エレベーター」。

宇宙エレベーター
宇宙エレベーター
posted with amazlet on 06.10.07
アニリール・セルカン
大和書房

アマゾンのカスタマーレビューが絶賛だらけです。会場で購入したので早速、読んでみます。

いやあ、おもしろい人っていうのはいるもんですね。世界は広いわ。

あ、そうそうアニリール・セルカンさんは少年時代にタイムマシンを開発した際の実話をベースにした次の著作ももう準備されているようです。楽しみです。

【アニリール・セルカンさんを知る関連リンク】

 トルコでは英雄であるセルカンのすごすぎる経歴: アニリール・セルカン - Wikipedia.

 現在のメインの仕事: 松村研究室 > 研究の紹介 > アニリール・セルカン.

先端技術を応用し、インフラに依存しないで暮せる空間技術の開発と研究 INFRA-FREE LIFE (IFL)

 セルカンのそのすごすぎる経歴と、その経歴とは裏腹な人柄がわかるトーク:リンク: LOHAS TALK.

今回のポッドキャスティングは、5月22日から5月26日オンエア、工学博士でトルコ人初の宇宙飛行士候補:アニリール・セルカンさんです。

 セルカンの考え方のベースってこれかな?というリンク: 次元の異なる出会い

点にこだわらないと空間が見えてこないのです。

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投稿:by 2006 10 08 05:39 PM [文化・芸術] | 固定リンク

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» 興味津々。アニリール・セルカン from ねーじの日記
周辺を巡るだけでも、とにかく、めっちゃ面白い人。どっかで知って、名… 続きを読む

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