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2006.12.18
ヒューマン2.0と言う本の面白さ(かもしれない)
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渡辺千賀さんのヒューマン2.0出版記念パーティーにご招待いただき、著書をいただいてまいりました。
リンク: On Off and Beyond: ヒューマン2.0出版記念パーティー.
千賀さん曰く「本を贈りたい人、ブロガーはいっぱいいるんだけど、みんなの住所を調べるのを大変なので、どうせなら呼んでしまってパーティーにしてしまえ」という主旨のものだったようです。
さて、いつ読む時間があるかな?とか思っていたのですが、 いやあ、おもしろい本です、一気読みでした。
この本を一言で言うと食えない本です。
語り口はブログでお見かけする通りのわかりやすく、簡単な口調であるにもかかわらずここに書かれていることはひどく骨太の内容。
ただ、じゃあどうし てこういう口調なのかというと、たぶんここに書かれていることはある人たちにはとってはひどく当たり前すぎる話なのだけど、そういう人たちが(特に日本で は)まだまだ少ないということなのでしょう。
だから、この口調はきっと照れの一種なのだと思います。そして、全ページについている脚注は、とにかくサービ スの賜物。
本のメインは以下の4つの働き方を説明するということでしかないわけですが!
- フリーランス
- ライフスタイルワーカー(ライフスタイル優先)
- チャンクワーカー(一定の時期しか働かない)
- ポートフォリオワーカー(いくつかの仕事を掛け持ち)
これだって、いきなりこの4つの働き方の話をされてもなんだかわけがわからないわけで、そういった働き方を産み出してきたシリコンバレーそのものの成り立ちや現状などに多くのページが割かれています。それを読んでいるから、ちゃんと理解できるようになっているわけです。
そうそう、それにこの本を批判しようと思えば、実はいくらでもできるようになってます。でも、批判するともうそこに答えがあるような気もします(もちろんそんな気がするだけです)。
ということで、ホント食えない。
個人的にもいいタイミングで読んだ気がします、ありがとうございました。
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投稿:by いしたにまさき 2006 12 18 10:22 AM | 固定リンク
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