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2007.01.08

ブラックマヨネーズってやっぱりすごかったんだ。




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遅まきながら、M-1のチュートリアルのネタを見た。そりゃ、十分面白かった。ただ、ちょっと物足りないとは思っていた。で、思っていただけであまり深くは考えてなかった。

で、このエントリーを読んで、それが氷塊した。そう、やっぱり去年のブラックマヨネーズが面白すぎたのだ。

感激したので、長文引用。

 リンク: 音極道茶室: ブラックマヨネーズの漫才に関する考察.

「浜田スタイル」の蔓延に伴って漫才を見る客は 「右の人間が左の人間の頬をビンタする」 構図に慣れている。 そしてブラマヨの場合も立ち位置を逆にする事によってこの構図を守っているのだ。だから違和感が無い。

いや、違和感が無い理由はそれだけではない。そもそも吉田は本当にボケなのだろうか?

漫才の序盤、吉田の「でもなぁーー」からお約束のぼやきが始まり、小杉がツッコむというやりとりが続く。典型的なボケツッコミである。客はここで、吉田がボケで小杉がツッコミである事を確認しインプットする。

しかし、2人のテンションの上昇に伴い、よくよく聞くと吉田の口調は完全に「ツッコミ」のそれになっている。ブラマヨの漫才はWボケならぬ「Wツッコミ」なのだ。もうちょっと正確に言うと吉田のボケは「本人はツッコミになったつもり」という新しいボケなのである。メタ視点で初めてボケツッコミが成立しているという。だからこそ相手を「ビンタ」しても違和感が無いのである。客が序盤にインプットした「ボケ-ツッコミ」の認識がいつのまにか無意識のうちに揺さぶられているのだ。

もはや付け足すことなんか何もないのだが、もう少し続けてみる。

私はブラックマヨネーズがブレイクする前、少しの間大阪に住んでいたこともあり、二人の顔はよく知っていた。関西ローカルでは、もう十分に人気ものだったのである。とにかくフリートークは抜群。そのときもハゲと肌の話は
常に出ている。つまり、何回繰り返されても大丈夫ってことである。NGKで見たネタも抜群だった(ただし、その後に出たB&Bはもっとすごかったけどw)。

 リンク: ブラックマヨネーズ - Wikipedia.

これは2005年初頭、吉田の「ラジオのようなフリートーク形式の漫才がやりたい」と言う提案から、二人の前に真っ白なノートを置いてその場の思いつきの会話形式でネタを作り書き込んでいったのが始まり。

だから、ここがブレイクポイントだったということである。しかし、こんだけの長い解説を読んでから改めてブラックマヨネーズの漫才を見ても、ちっとも面白くなくならないのはホントにすごいわ。

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投稿:by 2007 01 08 11:15 PM [魂(ハート)] | 固定リンク

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