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2007.06.13

ソニーCSLオープンハウス2007、記憶のメカニズム編




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ソニーCSLのオープンハウス2007が先週開催されました。2年に1回開催されるこのイベント、普段表に出ないソニーCSLの研究を一堂に見ることができるというすごい日です(北野さん暦本さん茂木さんの話を一度に聞けるって何度考えてもすげえ)。今回はPlaceEngineに協力させていただいているおかげで参加させていただきました。ありがとうございました。

オープンハウス2007は、2日に分けて開催されました。カンファレンスとデモです。

順番的にはまずはカンファレンスの紹介としたいのですが、話がどうにも濃厚で飲み込めないので、カンファレンスについては後日書くとして、まずはデモの話から。

北野さんはもう一方的にファンなだけなので、話の内容までには踏み込めません(情けない)。茂木さんのまわりは黒山のひとだかりで近づけませんでした。

でも、近づけなかったおかげで、ひとつとてもおもしろい話を聞くことができました。発表をされていたのは田辺史子さん。

話の内容は記憶のメカニズムに関する話です(もちろん、以下の話はあくまでも私がたぶん理解した話なので、その辺は含んで注意して読んでください)。

まず、記憶には2種類あります。短期記憶と長期記憶(リンク: 記憶 - Wikipedia.)です。短期記憶というのは、まさに今目の前で起きたことを短い時間記憶することです。長期記憶というのは、その反対で一度経験したことなどをそれこそ死ぬまで記憶することになります。

記憶のメカニズムはもちろん長期記憶に関する話。長期記憶と聞くとすっかり記憶として固定してしまっているような印象がありますが、そうでもないよ!って話です。

すっかり出来上がってしまった記憶を陶器とします。でも、その記憶が固定される前にはまだ焼く前の粘土をこねたような時があるらしいんですね。

で、そのときにはあまり(しかも同じような)刺激をしない方がいい。刺激することで、できあがりつつある記憶がゆがんでしまうケースが実験で確認できたんだそうです。

AとBというお題があります。まず、Aをやって24時間以内に、Aを復習させてAをやるよりも、Aをやった後に復習せずにBをやって、それからAをやった方が概ね被験者の成績はよかったそうなんです。

この実験から得られる教訓としては、以下のようなものが考えられるとのこと。

  • テストで下手に見直しすると点数下がる
  • 中途半端なリハーサルをやるのであれば、いきなり本番の方がいい
  • パラレルで仕事をしなくてはいけないときはぜんぜん違う内容を切り替えながらやる方がいい

自分の経験に照らし合わせてみると、なんともひどく納得できるのです。ああ、なんだ!やっぱりそれでいいんだ!って感じです。

せっかくなので、田辺さんにひとつブログと記憶に関することを質問してみました。

いしたに:「ある日、疑問をもって検索してみると、まさに過去の自分が同じ疑問をかかえて、今と同じように解決できなかったことだけが自分のブログに書いてあることを確認することが多々あり、ひどくがっかりするのだが、これはどう思いますか?」

田辺さん:「それはたぶんブログに書いてしまうことで、問題は解決しなくても、自分から吐き出してブログに書くことで問題を処理をしてしまったということなんだと思います。だから、平気で忘れられるのではないでしょうか?」

うーん、これもひどく納得できる説明だ。田辺さんありがとうございました。

さて、そんな話をした後、懇親会(なんと350人参加)で、また記憶に関する面白い話を聞きました。というところで、明日に続きます。

って、この懇親会には土井さんまでいたんです。全くなんていう日だ。

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投稿:by 2007 06 13 01:32 AM [ロギングされる僕ら] | 固定リンク

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