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2007.07.16
キャラメルボックス「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」観劇
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すっかりONEDARIするものの種類が増えてきたONEDARI BOYSですが、今回はなんとお芝居です、演劇です。
リンク: ONEDARI BOYS(クチコミマーケティングのパイオニア・おねだりボーイズ!): キャラメルボックスの「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を見てきました.
ということで、ONEDARI BOYSの中で演劇とかに興味があるメンバーで「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を観劇してきました。
舞台というのは、基本的に1回限りのものですから、クチコミには最適なのかもしれないですね。実際、キャラメルボックスのネットでのクチコミへの取り組みというのは、かなりの歴史のあるもののようです。
リンク: nekodemo.com: [nekodemo]演劇集団キャラメルボックスの口コミの歴史は案外古い.
ネッ ト上では、最近はブロガーを劇場に招待だとか、昔は(かなり前に)So-netと提携したり、(ブログとか日記文化が流行るはるか以前から)プロデュー サーが毎日日記をアップしてたり、(まだテレホ全盛期の時代に)芝居の動画中継やったりだとか、いろんな試みをしてきた。これらはすべて、ネット上で話題 を喚起し、あるいはファンを楽しませて、実際に劇場に足を運んでもらうための施策である。 ネット以外でも、一度劇場に来たら徹底的に客を楽しませようと、いろんなグッズを作ったり、高校演劇部に招待券配ったり、ほんといろんなことをやっていた と記憶している。
さて、肝心のお芝居はさすがというべきか、2時間という時間を感じさせないものでした。数々の観客を飽きさせない工夫には、人気劇団のノウハウというものを感じました。
そして、私がほとほと関心したのは、出口においてあった箱でした。写真を取り損ねてしまったのですが、出口には「不要になったパンフレットはこちらの箱に入れてください」と書いてありました。
家から下北沢が近いこともあり、お芝居にはちょこちょこ行くのですが、帰りにいやになるのが、このパンフレットの束です。もちろん、劇団からすれば貴重な宣伝機会ではありますが、当たり前ですがいらないチラシはやはりいらないのです。
そのいらないパンフレットをちゃんと回収する気遣い、残念ながら他の劇団では見られないことです。
そして、チケットの半券の扱いにもびっくりしました。
リンク: Milano::Monolog: 演劇集団キャラメルボックスの「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を見てきました (2).
初日を見に来てくれた人限定特典として、初日の半券があると以降の当日券が半額で買えるそうです。
友人でお芝居をやっている人間に聞いてみても、やはり初日というのは他の日とは違う緊張感があるそうですし、それに初日からスタートしてお芝居をどんどんと練り上げていくので、できたらもう1回来て欲しいと思うのだそうです。
もう1度見たいというお芝居をやることも大事ですが、もう1度みたいという気持ちを後押しする制度があるというのは、すばらしいというか、お芝居をやる人、見る人のことをよくわかっている劇団のやる制度だと思いました。もちろん、年間に定期的な公演と動員が見込める劇団だからこそできることなのかもしれませんが、それにしても見習いたいものです。
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投稿:by いしたにまさき 2007 07 16 01:46 PM [ONEDARI BOYS] | 固定リンク
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