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2007.10.22
『DS文学全集』に青空文庫のデータを追加できるなんて!すげえ!
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『DS文学全集』は発売時から、少し気になってました。
まあ、でもiPod touchでずっと動画見てるので、個人的には、登場はないかなあと思っていたところ、任天堂でインタビューが公開されました。

リンク: 青空文庫 富田倫生氏インタビュー:3.
任天堂のソフト『DS文学全集』の元ファイルとして、青空文庫を活かしてもらえるという話がきました。ちゃんとDSの環境で読みやすく仕立ててくれて、普通の文字コードにない文字は、上手く字の形を作って埋め込んでくれる。何の違和感もなく普通の本のように読める。他の出版社と協力して、あらすじを読めるようにしてある。作品の背景を解説した本もついている。そんな風に、色んな工夫がしてあってね。一番いいと思ったのは、あらかじめ100冊の作品が入ってるんだけど、さらに作品を追加できるようになってるんですよね。
なんだって!あ、そうか!そういえば著作権フリーの小説ばかりですね。なるほど、なるほど。
で、さらにさらに!DSのソフトにしてはめずらしい追加ダウンロードの機能がついています。
そもそも開発の初期段階で、青空文庫と話をしているわけですからね。まあ、当たり前と言えば、当たり前です。

リンク: 『DS文学全集』開発スタッフインタビュー:6.
100冊読まれた方のために、何かできないかということでこの仕組みを実現しました。ページ数の少ない本で、最大27冊入るようになっていまして、そのために大容量のバックアップメモリを今回のために用意しました。無線LAN環境をお持ちでしたらご自宅でもダウンロードできますし、ご自宅になければ、店頭のDSステーションからニンテンドーWi-Fiコネクションにつないでダウンロードできます。
27冊というのが、充分な量であるかどうかはわかりませんが、一度『DS文学全集』を使って、そのインターフェイスを気に入れば、自分のお気に入りの話を楽しんでみたくなるのも当然でしょうから。
青空文庫は広大(と言える幸せ)ですから、それを利用できる方法やツールが増えたことを素直に喜びたいです。
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投稿:by いしたにまさき 2007 10 22 03:59 PM [ゲーム] | 固定リンク
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受信: Oct 22, 2007, 10:16:41 PM
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