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2007.10.09

YouTubeで1位を取ってSMOについてわかったこと




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YouTubeで世界3位に取ったという浮かれたエントリーを先日アップしたのですが、そこから実はあっというまに1位を獲得してしまったようです。

Youtubegadget1

 リンク: [N] 「みたいもん!」がYouTubeで1位を獲得.

おれもiPod touchでYouTube世界3位取ったよ(限定)。というエントリーがあがっていたので随分と見られているのだな、と思っていたら、スイスイと1位になってしまいました。

なお、きのう確認してみたところ!週間のリンク数の多いランキングでも1位を獲得していました。

Youtubegadget2

 リンク: YouTube -   リンク数の多い動画 : (今週) : ゲームとガジェット.

YouTubeの様々な機能がそのままSEO(Googleによる買収以降)をはじめとする更なるPVのために重要なことは、トーキョードリフトでの経験からわかっていました。例えば、以下の様なことです。

  • タグはこまめに効果的に
  • コメント欄に誘導したいURLを入れておく

ただ、実際に1位を取ってみると、なるほど今のYouTubeというのはこういうことになっているのだなあという現象がどんどん私の身に降り掛かってきました。他の様々な機能の中から、まずは第一波としてコメント欄がスパムの対象になってきます。

すでに「iPod touch日本語モードのイースターエッグというか隠し機能」ではコメントスパムについては、削除していますが、一晩で数個のコメントスパムがつきました。

また、その次には動画レスポンススパムも一晩で2つ入ってきました(これも既に削除済)。

そして、ここまでの自分に起きたことを振り返ってみるとわかってきたことがあります。それは、既にYouTubeはYouTube上でViewsの奪い合い状態に入っており、列記とした別のメディアになっているということです(これはWebではあるけど、一般的なWebと同様に扱ってはいけないという意味ではmixiと同様です)。

もちろん、YouTubeの動画は設定さえしておけばEmbedすることによって、Webに貼り付けることが可能です(だから「リンクの多い動画」という項目も存在している)。しかし、ブログからの流入以上にある一定のViewsを爆発的に超えるときには、YouTube上で爆発する必要があるようなのです。

気になったので、以前に私とコグレさんが『クチコミの技術』で行ったプロモーション動画についても確認してみました。

『クチコミの技術』におけるプロモーション動画のランキング

Aokranking1

やはり、dan kogaiさんの速読のViewsの数が抜きん出てはいますが、他の動画もそこそこの数を集めています。dan kogaiさんの速読についても最初に大きく伸びた時は、5000ぐらいでしたので、半年かけて約倍の数にまで地味に伸びていったわけです。

そして、こういった結果からわかったことは、自分のブログなりWebのPV(アクセス解析)だけでは、もうネットマーケティングの指標としては不十分だということです。

いろいろと手を打てば、物事は複合的になっていくのは、当たり前のことです。そして、手を打つだけの意味のある数と指標はもう存在しているわけです。あとはちゃんとそれを見ていけばいいだけのことです。

動画というジャンルではありませんが、ちょうどほぼ同じ時期に和田さんがブログから波及して、ブックマークやニュースサイトへ流れていく中でPVが大きくなっていくという重要なエントリーをまとめられています。

 リンク: はてブでアクセスがすごいことになった話.

SEOに続いてSMOというワードが跋扈していますが、つまりはこういったことだったわけです。増やすべき顧客とのコンタクトポイントに対して、ちゃんと対応しましょうっていうことだけなわけです。

ただ、これも以下の意味ではブログとまったく同じです。

  • まずはやってみよう
  • 成功報酬(結果は後からついてくるし、いつやってくるかわからない)

自分の了見や予測なんて、ホント当てになりませんね。ぶつぶつ言うことなんかに自分の大切な時間を費やしている暇なんかないわけで、まずはさくっとアウトプットして見ることがやはり大事なわけです。

ぶつぶつ言うのは、なにか事が起きたことだけにとりあえずはしてみるべきですね。ホント免疫と同じ仕組みだなあ。

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
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投稿:by 2007 10 09 02:07 PM [iPod,iPod touch,Podcasting] | 固定リンク

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