みたいもん

トップ > 映画・テレビ > レミーのおいしいレストランはクリエイターに対する挑戦状である

いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まったHonda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすることHonda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日

HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック)

2007.11.19

レミーのおいしいレストランはクリエイターに対する挑戦状である




Clip to Evernote

このエントリーをはてなブックマークに追加

レミーのおいしいレストラン、DVDになっていることもありようやくみた。正直、ここまでの映画だったとは思っていませんでした。すいません、なめてました。

この映画、いろいろあるのですが、要するに「何かものを作るとはどういうことか?」ということをおそろしく真摯に、この映画見る観客に挑戦状を叩き付けている映画です。

まずは、1カ所だけ難点。タイトル、これは以下のブログの提案がそのままずばりだと思います。ラタトゥーユという言葉は、どういう形でもいいからタイトルに残すべきだったと思います。

リンク: レミーのおいしいレストラン・・・・・評価額1650円.

一つ気になったのは、邦題から原題の「RATATOUILLE」(ラタトゥーユ)という言葉が消えてしまっている事。 ラタトゥーユとはフランスの煮込み料理で、言わばおふくろの味。 この料理は、物語の中でも色々な意味を持ってくるので、作品の本質を表すという点でも、邦題にも入れておいて欲しかった。 「ラタトゥーユ / レミーのおいしいレストラン」でも良かったんじゃないだろうか

でだ。

まずは、見ていたときの私の反応を先に書いてしまいましょう。敵役である料理評論家のイーゴに「ラタトゥーユ」を出すことをネズミであるレミーが決めた瞬間から、もうエンディングまで泣きっぱなし。

それはどういうことかというと、あの瞬間にホントの主役とホントの主役がちゃんと対峙したんです。これはねえ、泣きますよ。しかも、よりによって選んだメニューは「ラタトゥーユ」。

冗談抜きで、今、もの作りにかかわっており、過去でも一度でも人にもの作りを教わったことがある人は見ておいた方がいい作品です。

まずは、この作品は信念(モチベーション)の映画であることがひとつ(レミーは納得のいかないソースは出させない!)。

 リンク: レミーのおいしいレストラン (へっぽこフォトブログ).

キャラクター描写が弱いなぁと思いつつも文句なしのストーリー展開はさすがの一言。 料理を「作る」側と「食べる」側の信念を感じた。 エンディング近くの料理評論家イーゴのセリフに、 トイ・ストーリー2の人形修理屋の「芸術に"時"はない」というセリフと 同様のピクサーのこだわりを感じた。

イーゴが、今さっき食べた感動的な料理が誰であるかと知るために、長い時間レストランで待ち続けるシーンがあります。このシーンは絶対に必要なシーンなんですね。

もちろん、作っていたのがネズミであるレミーであることを告白をしなくてはいけないので、時間がかかるのは当たり前なのですが、それ以上の意味がもちろんあります。

実は、イーゴに「ラタトゥーユ」を出すことをネズミであるレミーが決めた瞬間というのは、この映画のホントの主役である二人が同じ土俵にのぼった瞬間でもあるわけです(家族愛とかは実はこの映画にとってはどうでもいい要素)。

レミーには、これまでの物語の間に長い時間が流れています。だから、このシーンでは、イーゴにも長い時間が必要で、しかもその時間というのは実に楽しい時間でなくてはならないのです(イーゴは2本のフルボトルワインを飲み干している)。

なんという真摯な姿勢。もう脱帽。

そして、イーゴの評論文とともに映画がエンディングを迎えます。ここでもう一度「同じ土俵」の念押しが入ります。

なぜ、もう一度か?

それは、映画制作の現場から「私たちはこれだけのものを作った」とこの映画を見ている未来のクリエイターに発せられているからなのです。

冗談としては、「レミーのおいしいレストラン」は成長物語なので、今度はぜひネズミが実りのある説教をする作品をアニメ化して欲しいものですが、それはまあホントに冗談。

 リンク: 女王の教室の再放送で見えてきたもの・物語構造編。:[mi]みたいもん!.

では、なぜ女王の教室のスタッフはこの物語構造を採用したのだろうか? それはたぶんスタッフが実りのある説教(マキバオーにおけるチュウベエ親分)をしたかったからだ。

さて、最後におまけ。

この「レミーのおいしいレストラン」はピクサーのディズニー完全子会社後、第1弾の作品です。そう!その意味でも!この作品は挑戦状なのです。だって、主役がネズミだもんね。

そうそう、DVDで見ちゃったけど、Blu-rayを買うことに決めました。いやあ、すばらしい。いいタイミングでいいもの見ました。サンクス。

どうも、ざざっと検索した範囲ではブログ界隈ではあまり話題になってないみたい。ホント、まじでおすすめ。メッセージをはるかに超えたこの挑戦状受けてみない手はない。

レミーのおいしいレストラン
レミーのおいしいレストラン

レミーのおいしいレストラン (Blu-ray Disc)
レミーのおいしいレストラン (Blu-ray Disc)

« Skypeとexciteの合同記者会見にて岩田さんにインタビューしながらONEDARIしてきました | トップページ | livedoorニュースへのブログ記事配信がスタートしていました »

投稿:by 2007 11 19 02:00 AM [映画・テレビ] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: レミーのおいしいレストランはクリエイターに対する挑戦状である:

» 「レミーのおいしいレストラン」、我が家の場合。 from minako's blog
みたいもん!さん熱烈推薦の「レミーのおいしいレストラン」を家族で観た。 ・レミー... 続きを読む

受信: Dec 10, 2007, 8:58:29 AM

 
We are bloggers.