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2008.01.15

『あしたの、喜多善男』と島田雅彦




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小西真奈美が出ているという理由だけでなんとなく録画しておいた『あしたの、喜多善男』をみました。すっかり楽しんでみてしまいました。

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 リンク: あしたの、喜多善男.

キャバクラのポン引き役の松田龍平がとてもいい雰囲気を出していて、それがドラマの中で物語が動いていくのにいい要素となっています。

小西真奈美はまあいつも通りというか、やっと髪が伸びてきてひと安心という感じ。

で、ストーリーが進んでいくうちに「なんかこのストーリー知ってる感じだなあ」と思いながら見ていたのですが、最後のスタッフロールが出てきてびっくり。

原案:島田雅彦『自由死刑

あー、確かに島田雅彦が書きそうな話だ。主人公は、不必要なまでに自分と向き合う男だしなあ。

ただ、どうしてもドラマの原作と島田雅彦というのが結びつかなかったということなんでしょうかね。

島田雅彦だったら読んでないけど買ってあるかもしれないなあと思い、本棚をごそごそやってみると、やっぱりありました。

で、読んでみるかなあと思って本を開いてびっくり。メモが出てきました。要するに、私は原案である『自由死刑』を既に読んでいたわけです。

1999年に出た本なので、もう10年近い年月が経っているわけで、読んだことを忘れてしまうのもしょーがないというか・・・。

ただ原作をぱらぱらっとめくって当時の読書メモなんかを確認してみると、原案というクレジットになっているだけあって、けっこう変わっています。

なかでもいちばん大きいのは日数の変更です。

リンク: あしたの喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 - フジテレビ.

このドラマは、主人公が人生に対して苦悩する姿を、 時にシリアスに、時にはコミカルに描きながら、 彼がやがて再生してゆくまでの11日間を通して 前向きに生きることの大切さを訴えます。

ドラマでは11日と設定されているこの死亡予定日までの日数ですが、原案である『自由死刑』では、それは1週間と設定されています。

ドラマが全部で11話ぐらいの長さになっているのでしょうから、11話になったのでしょうね。

ただ、普通に暮らしている人にとって1週間というのは、とてもなじんだ日数の束です。それを11日という半端な日数に変更しているわけで、その辺は改変した脚本家の手腕次第ということになるでしょう。

いずれにせよ、あと10日分のドラマに最後まで付き合ってやろうという気分になりました。

あ、そうそう。

この『自由死刑』は死に欲(死にたいという欲求)についての物語です。当時、この原案を読んで、死にたいという欲求という欲求と生きていたくないという欲求は全く別のものであることを知りました。

それに、無駄に難解とか、無駄にインテリ臭いものが多い島田雅彦の小説の中では、いちばんエンターテインメントしてます。

そっか、その辺がドラマの原案になった理由なのかもしれないな。

自由死刑 (集英社文庫)
自由死刑 (集英社文庫)

TVドラマ「あしたの喜多善男」オリジナル・サウンドトラック

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投稿:by 2008 01 15 11:17 AM [映画・テレビ] | 固定リンク

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