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2008.02.20
PS3版のロストプラネットと伝説のインタビュー
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PS3で待ちに待ったタイトルと言えば、ロストプラネット!
リンク: LOST PLANET.
そのロストプラネットのPS3版の体験版の配布がはじまったので、早速ダウンロードしてゲット。

もうわくわくドキドキですよ。ダウンロードして、早速起動。
さすがに体験版なだけあって、いきなり実戦です。しかも世界が相手です。フリーです。これは殺伐としているかもしれない。

氷の世界だ!

何戦かしてみましたが、素人のおれには殺伐としすぎてました。結局、毎回ビリっけつ。 でも、面白かった。

中でも感激したのは、音!音のすごさ!
Dolby Digitalがすごい効果を出しています。もちろん、家に5.1chとかないとダメなんですが、音で敵の位置とか気配とかわかるんです。
サラウンドなんてもんは、ウソをウソとして享受するところに醍醐味があるわけで、そういう意味では映画よりもゲームに向いている気さえしました(そうだろうか?)
とにかく体験版ですげえ納得しました。これは買います!予約した!
で、興奮はその辺にして、実はロストプラネットはXBOX360でまずは先攻して発売され、今回のPS3版はその移植となってます。
で、そのXBOX360版発売の際にされた「伝説のインタビュー」記事というのがあります。まあ、専門用語が多すぎて、ある意味難解ではあるんですが、読んでみてください。しかも長いんだけどね。
リンク: 西川善司の3Dゲームファンのための「ロスト プラネット」グラフィックス講座.
ホントに長いので、ざっくり要点を言うと以下の二つになるかと思います。
- 本来ゲーム機には不利とされてきたマルチスレッド処理をしていること
- 2.5Dモーションブラーに代表されるような、いい意味での間引きをしていること
もっとも、この辺のすごさというのは、記事を読むだけではダメで、記事のところどころで引用(というかサムネール)が掲載されている開発者である石田智史氏のスライドも見なくてはよくわかりません。
気になる人は、記事だけではなく、スライドの方もよく見てください。個人的には、この石田さんのスライドはここ数年でもっとも感激したスライドのひとつです。
さて、その上で大事なのは、このカプコンMTフレームワークがなくては「ロストプラネット」は実現しなかったということです。
で、PS3でロストプラネットが発売されたということは、カプコンMTフレームワークはPS3でも完全に機能しているということを意味するわけですね。
ということで、今後のカプコンが発売するPS3のソフトに期待ができますね。それにしても、新しいゲーム機はやっぱり熟成までに1年以上かかるもんなんですね。
※それにしても↑アマゾンのレビューではえらい言われようだが、XBOX360でしかできなかった名作がPS3でもできるようになったんだから、それでいいではないか。
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投稿:by いしたにまさき 2008 02 20 01:03 PM [PSP・PS3] | 固定リンク
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