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2008.02.23

いしたにさんのブログ執筆手法とマクガフィン




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そういえば、AMNのブロガー勉強会では、それぞれのブログの書き方というのが、クローズアップされたのでした(内容をぜんぜん書いてなかった・・・)。

で、ありがたいことに私の手法をまとめてくれた人がいらっしゃるので、引用します。

 リンク: 「税金まにあ」木村税務会計事務所通信:【ブログ】AMNブロガー勉強会で得たことのおすそわけ(動画アリ).

 まず、いしたにさんは、1エントリーを書く時間を30分と決めている。で、30分で書けなかったら、「インプットが足りない」ということで見切って、そこで書くのをやめてしまう。

 しかし、その書きかけをストックしておく(←ここが最大のポイント)。そういうストックが、400個くらいあるんだそうです。

 で、ときどきその書きかけストックをキーワードで検索し、2〜3ストックが出てきたらそれを統合してひとつのエントリーにする。んー!これは使えそうです!!(原稿執筆にも使えそうな技です。)

で、実は会場では話せなかった、必須ではないものの、そのエントリーを最後まで書くかどうかを判断する際に気をつけていることがもう1つあります。

それは、そのエントリーにはマクガフィンはあるか?ということです。

 リンク: マクガフィン - Wikipedia.

マクガフィン (MacGuffin, McGuffin) とは、映画(スリラー・サスペンス物に多い)などの作劇上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けのひとつである。 作品の登場人物は非常に重要なものだと考えているにも関わらず、観客にはほとんど説明されなかったり、説明されたとしても価値が疑わしいような「なにか」のことである。

例えば、Wikipediaでは上記のように説明されており、はてなキーワードでは以下のようなサンプルが出されています。

 リンク: マクガフィンとは - はてなダイアリー.

  • 2001年宇宙の旅におけるモノリス
  • 機動戦士ガンダムにおけるニュータイプ
  • 新世紀エヴァンゲリオンにおける使徒と人類補完計画とエヴァ
  • パルプ・フィクションにおけるボスのお宝

あくまでも個人的な見解ですが、マクガフィンは、要するに「それのあるなし」が「それの意味の大小にはあんまり関係ない」のだけど、その物語の面白さは大きく左右しているものと考えています。

個人的には、ブログのエントリーというのは、自分の言いたいことだけ言ってもあんまり面白くないと思っているからです。もっと正確に言うと、せっかく書いてもあんまり増殖・拡散しないのではないかと。

で、ネットというものは本質的にそういうものであり、それが期待できないのであれば、それこそ紙で勝負した方がいいわけです。

それはアンカテさんの言葉を借りると以下のような表現になります。

 リンク: 増殖を想像する力 - アンカテ(Uncategorizable Blog).

誰かがイジワルだったり怠慢だったり馬鹿だったりするとそうなるわけではなくて、たくさんの人が関わるデジタルデータと分散型ネットワークはもとからそういう性質を持っているのです。誰がどうやってもそれを永遠に回避することはできません。この流れははじまったばっかりで、まだ今のうちだけは、多少なりとも管理したような気になることはできるかもしれません。でも、それは回線のスピードと記憶装置の容量とそれを使う人間が増えていけば、いずれ破綻します。 我々はそれを受け入れ、それを理解し、それとともに生きていくすべを覚えていくしかないと思います。「増殖を想像する力」を身につけるしかないのです。

では、最後に。

「じゃあ、このエントリーにマクガフィンはあるのかい?」

そりゃ、あるに決まってます。でも、それは説明しません。説明しないことが何かを喚起するものと信じて疑っていないからです。

定本 映画術―ヒッチコック・トリュフォー
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投稿:by 2008 02 23 09:48 AM [ウェブログ・ココログ関連] | 固定リンク

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