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2008.03.18

自分探しの未来のために 「経営の未来」を読むことにした




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最近、ブログで「この本にこのタイトルは違うんじゃないかなあ?」という話をよく目にする。そういえば、自分でもいわゆる久夛良木本に関するエントリーでも同じことを書いた。

もちろん、本のタイトルというのは、ひどく難しいものだし、本の内容とタイトルが一致していなくても、タイトルのおかげで本が売れるっていうのもあるわけで、まあ、要するに難儀なもんですね。

で、最近ますます切れ味鋭いアンカテさんのエントリーでも「タイトル違うんじゃねーの?つーか、こんなタイトルじゃもったいねえよ」本のことが書かれていた。

本のタイトルは『経営の未来』。

正直、タイトルだけじゃ、一般的なサラリーマンには響かないタイトルですね。

Uncate

 リンク: 「経営の未来」に従業員の未来を見る - アンカテ(Uncategorizable Blog).

原題は "The future of management" なので、それを素直に直訳しただけなんだけど、「経営の未来」というタイトルでは「経営」というものが何となく嫌いな人と、「経営」なんてものに未来があるんだろうか、と思っている人が、食わず嫌いをしてしまうじゃないか。

で、このアンカテさんのエントリーが、まあ要するにひどくおもしろい。本のタイトルに疑問を持つ=いい書評エントリーの条件なんじゃないかと思ってしまうほど(実際は言いがかりもいっぱいありますね)。

『経営の未来』というタイトルからは、以下のような未来は見えてこない。

 リンク: 「経営の未来」に従業員の未来を見る - アンカテ(Uncategorizable Blog).

そういう「切り札」として招聘されるシュミットの凄みは何かと言えば、上記の引用部分に表れている「自己改造」の能力だと思う。

シュミットは、自分が経営者として長年培ってきた自慢の特殊能力が通用しないことによって、一瞬で「グーグルとは何か」を理解した。そして自分の役割を認識した。

天才、達人の技である。

そして、この本の面白い所は、この天才の技を並の管理職者が身につける為の体系的なノウハウに落としこんでいく後半だ。

つまり、『経営の未来』を読んでもいないのに書くが、『自分探しが止まらない』の次に読むべき本というのは、『経営の未来』なんじゃないかと思ってしまった。

ということで、注文します。

うう、早く読みたいなあ。

経営の未来
経営の未来

自分探しが止まらない (ソフトバンク新書 64)
自分探しが止まらない (ソフトバンク新書 64)

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投稿:by 2008 03 18 01:02 PM [書籍・雑誌] | 固定リンク

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