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2008.04.28
『アップルとグーグル』が教えてくれるホームラン
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『アップルとグーグル』読み終わりました。この本は、ホームランを打った後、どうすべきなのか?ということを書いている本だと思いました。
- 検索でホームラン打ったグーグル
- iPodでホームラン打ったアップル
普通の企業は、ホームラン打っただけでも大したもので、その後なだらかに衰退していったりしてしまうわけです。実際、一昔前のアップルはそうだったわけですしね。
でも、オンラインをベースで考えると、やっぱり切れ目のない世界にこの世はなってきているわけで、1回打ったホームランは長続きするんですね。
そして、ホームランを打った企業ほど、そのことを理解している企業は当然のようにないので、ヒットを打ち続けようとするわけです。

もちろん、普通の企業だって、そうしようと思っているわけですが、オンラインだとそれがとても見えやすい。見えやすいから、使うユーザーの側も続けて使うわけです。
- Google → Gmail → Google Map → Googleアカウント
- iPod → iTunes → iTunesストア → Mac
同じ機能を持っている他のサービスがあっても、同レベルや少し劣るぐらいであれば、見えやすい=目立つものの方が使われるのは当り前のことで、しかも劣ってないんだから始末に悪いわけです。
ということで、先日書いたGIZMODOへのエントリーにもつながるわけですが!
リンク: MITAIMODO - The Best of みたいもん!2008.04.
あまり意図せずに選んだのですが、日本初のニュースはキティカメラだけですね。うーん、なんかこれはまずい気がしますね。
そうか!このエントリー書いていて、色んなことがわかった気がするんですが、それはそれでまた機会を見て書きたいと思います。
ということで、このエントリーでも、以下にNobiさんのアップル4部作を並べておきます。
【Nobiさんのアップル4部作の書評】
EP3▼アップルの法則 (青春新書INTELLIGENCE 195)
書評: 『アップルの法則』はiPod以降のアップルファンへお届けしたい.
EP2▼スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡
書評: 『スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡』というお宝本.
EP1▼iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり
書評: 『iPhoneショック』が日本メーカーに教えてくれること.
なお、『アップルとグーグル』はすでに重版かかったそうですね。おめでとうございます。
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投稿:by いしたにまさき 2008 04 28 11:06 AM [書評] | 固定リンク
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