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2008.07.17
レノアの車内広告のハイクオリティさとWebのアンバランスさ
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半蔵門線に乗ったら、車内がレノアの広告でジャックされていました。
今でもジャックってやると、やっぱ迫力あるねえとぼーっと見ていると、普段の車内広告では全く見慣れないものが出現。
せ!洗濯物ですよ!
で、さらにすごいのが!
上にこんなものがかかっていると、人はうっかり見上げてしまうわけですよ。ぐぐっと首を上げてね。
そうすると、首を元に戻すときに、反動でちょっと目線が下にいくわけです。で、その下にすかさずこんなものが貼ってあるわけです。
これはうまい!
洗濯物から落ちた水ということはすぐにわかるし、電車の床になじみつつも、しっかりメッセージは伝える。これはうまい。
そういえば、電車の床に広告っていうのは、はじめて見たからもしれません。
でね!これがあと2つあるわけです。
洗濯物と!
床!
洗濯物と!
床!
これはとても心に、つまり記憶に残る広告でした。こんなもの覚えるに決まってる。
で、家に戻って検索してみたわけです。つまり、記憶を頼りに、記録を確認したわけですね。
ところが、どうもWebにいい情報がないんですよ。以下のページぐらいしか出てこない。
リンク: P&G Japan [製品情報] レノア.
これはさすがにもったいない。だって、私は相当わくわく気分で検索しましたからね。絶対、Webにもっと情報あると思いましたから。
そんなことがあって、改めて考えてみると、記憶と記録とその間というのが、まあ広告の領域であると、記憶と記録を同期させたり、させなかったりというのが広告表現の未来型なのではないかと思ったりしました。
広告も大変だなあ。
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投稿:by いしたにまさき 2008 07 17 01:44 AM [ネットマーケティング] | 固定リンク
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