トップ > 文化・芸術 > 大琳派展、ブルータスがいい琳派特集やりやがってます
いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日
2008.10.10
大琳派展、ブルータスがいい琳派特集やりやがってます
ツイート
|
|
ブルータスよ、お前もか!というぐらいに、各雑誌で特集が組まれている「琳派」。でも、このブルータスはまじでおすすめです。
▼BRUTUS (ブルータス) 2008年 10/15号 [雑誌]
で、琳派とか風神雷神図屏風について、いろいろ書こうかと思ってページをめくっていたら、橋本治がおれが言いたかったことを、そりゃあもう100倍ぐらいすばらしく表現していた。
それはどういうことかというと、日本最高の画家は俵屋宗達で、そこは不動。もし宗達がわからないのであれば、それは宗達以外(つまりおれとかお前)の問題であると考えておいた方がいいということです。
ホント、そう思います。
私に宗達の何がわかるってわけでもないし、なにもわかってないんですが、日本最高の画家が宗達ってのはすごくわかる。というか、世界レベルで見てもたぶん相当すごいところにいる。
だから、あいつ(宗達)だけ別格なんだということだけは理解しているつもりです。で、それはわかっておいた方がいいということです。
それを理解してないで、琳派の他の作品を見ると、ちょっと違う理解になっちゃうんじゃないかと思うわけです。
ということで、大琳派展!
2008年の10月7日スタートです。って、もう始まってるじゃん!
リンク: 大琳派展 ~継承と変奏~| 尾形光琳生誕350周年記念.
この手の100%混雑する展覧会は、とっとと行くに限るので、さっさと行きたいと思います。
【過去の琳派関連のエントリー】
あと、日本美術がどうにもいまいちわかんないという人にはこの1冊をおすすめします。つーか、とりあえず、これだけ読んでおけばいい本があるというのは、日本美術にとってこんなに幸福なことはないと思います。
« 石垣マニア的には問題は全裸になったことじゃない | トップページ | シンガポール航空のA380に遭遇する »
投稿:by いしたにまさき 2008 10 10 11:40 AM [文化・芸術] | 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
この記事へのトラックバック一覧です: 大琳派展、ブルータスがいい琳派特集やりやがってます:
» フィルターの信頼性:NHK 夢の美術館 江戸の名画100選 from [mi]みたいもん!
正月の休みの醍醐味といえば、普段はなかなか見る時間のないものをまとまった時間で見 続きを読む
受信: Jan 4, 2009, 2:36:22 AM