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2009.01.02

すべてが記録される時代のログ:私的原体験編




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みなさん、あけましておめでとうございます。2009年ですね、丑年ですね。

IMG_0343 by you.

せっかくの年始なので、これまでは目標設定なんかをし続けてきたのですが!

毎年ろくに実行されないので、今年はこの機会に長年抱えてきた問題について書いておこうと思います。

私がこの「ブログでロギングされるぼくら」というテーマ設定をしたのは2006年の12月のことです。

ただ、それはブログ上で書いたのはその時期であっただけで、このテーマについて考えだしたのは、実は小6にまでさかのぼります。

小6の私はいわゆる優等生のこまっしゃくれた生意気なガキでした。そのガキにとっての自慢が社会のテストで満点しか取ったことがないことでした。もちろん、その自慢を維持するために日本史関連の本は読みまくりましたが、要するに歴史を知ること、学ぶことが楽しかっただけのことです。

その満点は学年最後のテストまで続き、小6の社会のテストでオール満点を取る偉業の実現に私はドキドキしていました。最後のテストは当然、近現代。舞台は昭和です。

いつものようにテスト時間の半分ぐらいで余裕ぶっこいてテストを終了し、このテストも満点であることを私は疑いもしませんでした。

そして、後日テストが戻ってきました。そこに書かれていた点数は95点。ありえない。1問ミスをしたのです。

私はなにを間違えたのか、あわてて確認しました。ミスはすぐにわかりました。問題は太平洋戦争の年号。私はそこに第2次世界大戦の年号を書いていたのです。

だいたい歴史好きの小学生なんてものは、中世というか武士とか幕府とかに夢中で、第2次世界大戦と太平洋戦争の違いなんてどうでもよかったのです。それよりも、関ヶ原の戦いで最初に西軍で裏切ったのは小早川秀秋だ、とかいうことの方が大事だったわけです。

「たかが100年程度の近代で歴史のテストはこんな風にどうでもいいことが問題になってしまう。こりゃ100年後にはどうなっちゃうんだろう?」

まあ、実際には第2次世界大戦と太平洋戦争の違いというのはどうでもいいことではなく、武士や幕府よりも大事なことであることを、後に知ることになるわけですが、今回大事なのはそこではなく、すべてが記録されることの恐怖を私は小学生の理屈でありながらも実感したということです。

恐怖に包まれた私は小学生と中学生の間の春休みの間中に悩みに悩み続け、ひとつの結論に達しました。

「記録はきっと誰かがやってくれるから、ぼくは他のことをしよう。で、きっとそういうことをやってくれるのは優等生だから、とりあえずぼくはバカになってみよう。」

このバカのトライアルはけっこう成功したように思ってます。その後、高校生で今の芸風を確立し、同時に成績は見事な下降線を描くわけですが、芸のためならすべてを犠牲にしても仕方がありません。

さて、子供の戯言はこの辺にして!

この先、人類の歴史においてすべてのことは記録されていくと覚悟した方がいいです。2008年というのは、人類がその領域に実現可能な形で踏み込んでしまった年だったのだと思います。そしてその大前提の上で、すべてが記録される時代の幸福について行動していく方が人生楽しいわけです。

で、このテーマについて、ネット発の書籍で触れた最初の本として『次世代マーケティングプラットフォーム』は記憶されるべきであると思っています。

 リンク: 湯川鶴章のIT潮流: ネット時代の本の書き方、本の読み方.

私自身が子供の頃から抱え続けてきた問題がテーマにされているから、湯川さんの『次世代マーケティングプラットフォーム』には共感するしかないのです。

次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの

また、この若干曖昧模糊としてテーマに対して、問題意識を持っているブロガーを、今年の年末年始には何人か見かけることができました。

その中でも、以下の二人のエントリーはとても驚愕&共感なものです。

このテーマをテクニカルな問題として捉えたのが以下のエントリーで、

 リンク: 次になにをするべきなのか [dh memoranda].

いまになって、やっと技術的な問題だったんだなと認識できた次第です。

このテーマをカルチャーな問題として捉えたのが以下のエントリーです。

 リンク: nobilog2: Web 2.0 in your pocket..

そして、これからのWeb 2.0は、こう....

R0019323.JPG by you.

最後に、ガンダム世代として、この富野さんの言葉にもとても勇気づけられました。今後も残りの人生、ログ分野でがんばっていきたいと思います。

  リンク: 「お前らの作品は所詮コピーだ」——富野由悠季さん、プロ論を語る (2/5) - ITmedia News.

そこでもう1つ重要なモーメントは、他人のコピーになってしまうかどうかは、その人が本性的にもってる指向性や方向性に合致しているかしていないかです。11、12歳ぐらいまでにあなたが好きだったものにこだわれ、ということです。その延長線上にあるものと今やってる仕事がフィットするとかなりいい所に行くだろうと言えます。

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投稿:by 2009 01 02 02:29 AM [ロギングされる僕ら] | 固定リンク

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