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2009.01.07

レッドブルのブランド作りの現場に銀座アップルストア前で遭遇するの巻




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アップルストア銀座の前でいつもそうしているように一服しようとしていると、見慣れない無駄にかっこいい車が止まっているのに気づきました。

R0019381.JPG by you.

うお、レッドブルだ。なんだこれ。

このもう日本で3年近く走っているレッドブルの車はレッドブルミニという名前らしいです。

「私ははじめて見ました」とレッドブルの人に言ったら「えー!」と言われました。けっこう有名みたいですね。

このレッドブルミニは、サンプルを配布するための専用車で後部シートに当たる部分、写真で言うとデカイレッドブルの缶の下はサンプルを冷やすための冷蔵庫になっていました。

レッドブルミニ、前から見ても無駄にかっこいい。

R0019386.JPG by you.

で、私は要するにレッドブルの路上サンプリングに出会っただけなんですが、これがまあなんというか貴重な体験でした。

路上サンプリングとか居酒屋とかバーとかでタバコのサンプル配布なんていう経験はけっこうみなさんしていると思うのですが、あれどうですか?、正直なところ邪魔ですよね。

以前のブロガーウォッチングでもトックンがこんなこと言ってます。

 リンク: 第5回 無理矢理クチコミを生もうとしてはダメ/徳力基彦さんのブログ論 .

徳力 ブログが自然な会話の場だとすると、そこに無理矢理クチコミを生もうとすることがやっぱりおかしいんですよ。居酒屋で会話しているサラリーマンのところに、タバコ持って売り込む感覚ですから。

ところが、このレッドブルの路上サンプリングの時間はとてもいい時間でした。

  • 変にレッドブルのことを説明するのではなく
  • こちらがレッドブルカーについて質問すればいろいろと教えてくれ
  • そのレッドブルの入っているカバンもいいですねと言えば、それもいろいろと教えてくれ
  • そうやって話している間も通りすがりの人がレッドブル欲しいと言えば、ちゃんと対応し
  • そうやって色んな人に話しかけている姿がとにかくとても楽しそう

で、私もその楽しさにつられて、こんな写真まで撮っているわけです。

R0019383.JPG by you.

だって、こっちはアップルストアに買い物に入ろうとしていたのに、気づいたらレッドブルを飲みながら、お姉さんと10分以上話をして、写真まで撮影して、こんなエントリーまで書いているんですから(Redbullのことでブログを書くことも写真のことも許可取ってます)!

Redbull

 リンク: Welcome to Red Bull Japan.

ところで、レッドブルの日本のオフィシャルサイトを探そうとしていたら、いろいろと発見。

まず、レッドブルはアマゾンで売ってる(これはもう最近では珍しくないか)。

レッドブル エナジードリンク 250ml (6入り)
レッドブル エナジードリンク 250ml (6入り)

ブランドの成功事例としても名高いこと。

 リンク: インサイター:エナジードリンク『レッドブル』は日本でも成功するか - livedoor Blog(ブログ).

レッドブルの成功ストーリーは、アレックス・ウィッパーファースの著書『ブランド・ハイジャック』に詳しい。テレビCMのようなマス広告にはあまり頼らず、市場導入初期に自然発生した噂の数々(「牛の睾丸が使われているらしい」「性欲が増す」「これのせいでバーで喧嘩が増えた」などなど)を巧みに利用したゲリラ・マーケティング的な広告戦術で成功した、極めて現代的なブランドとしてレッドブルは評価されている。

ブランド・ハイジャック~マーケティングしないマーケティング
ブランド・ハイジャック~マーケティングしないマーケティング

なるほど!これで「ブログ書いてもいいですか?」にレッドブル社員のお姉さんが「いいですよ!ぜひ書いてください!」と即答だったわけがわかった気がします。

というか、こんな風にブランドのことを理解している社員さんがしかも楽しそうに銀座の路上でサンプルを配布しているレッドブルすげえ。

R0019388.JPG by you.

そして、実際に眠いときにはレッドブルに頼ることもある私がいいますが、レッドブルはまじで眠くなりません。ここ一番で馬力出さなきゃいけないときにはおすすめです。

 リンク: レッドブル - Wikipedia.

1984年にオーストリア人のディートリッヒ・マテシッツがKrating Daengのタイ以外での世界の販売権を獲得、独自の配合で数年をかけて改良をし、RedBull「レッドブル」の名称で販売を始めた。マテシッツは、ビジネスで日本に来た際に、日本を中心とするアジア諸国で栄養ドリンクが大きな市場を形成していることを知り、欧米でも同種のビジネスが成り立つのではないかと考え、調査を進めているうちにKrating Daengに出会ったという。また商品開発に当たっては、特に日本のリポビタンD(大正製薬)から大きな影響を受けているとインタビューで語っている。

レッドブルにはこんな歴史があるようですが、私はどうも日本メーカーの栄養ドリンク系は口に合わなくてが苦手なのですが、レッドブルは口に合います。不思議なもんですね。

ということで、みなさんもレッドブルミニを見かけたら、そしてレッドブルが嫌いでなかったら、ぜひサンプルもらってみてください。きっと楽しい時間が過ごせますよ。

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投稿:by 2009 01 07 03:40 AM [ネットマーケティング] | 固定リンク

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