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2009.03.31
『オバマ現象のカラクリ』コミュニケーションのタイムライン
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『オバマ現象のカラクリ』、共著者である本田さんから献本いただいていたものを読了。

とりあえず、このオバマ大統領就任まもない時期に、このレベルで本を出すというスピード感に脱帽です。
本の内容もさりながら、オバマ大統領が頭角を出した2004年の民主大会基調講演から2008年の大統領選勝利演説、2009年の大統領就任演説まで重要なスピーチは全部英語と日本語翻訳で掲載されており、1冊で2度おいしい内容になってます。
▼オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書)
本を読み進めていけば、なぜわざわざオバマ大統領のスピーチを全文掲載しているかの意味もわかりました。
以下、本の中から気になった項目。
- 空前の巨大組織
- 連邦政府からの補助金なし
- パーソナライゼーション
- ネットのツールを徹底活用
- 共感のコミュニケーションには時間がかかる
- コミュニケーションレバレッジを効かせる
中でも、いちばん注目したのは「共感のコミュニケーションには時間がかかる」という内容です。
オバマ大統領のコミュニケーションというのは、何も急に始まったことではなく、前述の2004年の民主大会基調講演から始まっているわけです。
つまり、ブームになるまで4年かかっているわけです。しかも、その間に姿勢がぶれることなく、そしてそれの姿勢が巨大組織にも完全に浸透していたからこそのブームになったわけです。
オバマでも4年です。これは企業コミュニケーションを考える上でも、充分な目安になると思います。
また、コラムとして小泉流メッセージについても触れられており、日本人にとっては小泉元首相と比較してみることで見えてくる視点も用意されています。
ということで、対岸の出来事と考えるのではなく、オバマ大統領という現象をきっかけに見えてきたものを整理するには、とてもいい本になっていると思います。
▼オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書)

それにしても、もう一度言いますけど、この出版のスピードはすごいです。
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投稿:by いしたにまさき 2009 03 31 01:33 PM [書評] | 固定リンク
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