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2009.04.13
twitterがモルドバの抗議活動で使われているという事実
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モルドバでtwitterが学生の抗議活動のツールとして使われているというニュース、正直に言ってしまえば、テッククランチで一報を目にしたときは、ふーんぐらいに思っていました。
リンク: モルドバの学生たちの抗議活動がTwitter革命に変わりつつある.
Twitterはかなり前からニュースをいちばん早く知ることができるこ とで人気があったが、今回は強力なマイクロブログ機能(ローカルなブログ)としても使えることを示した。抗議集団は明らかに自然発生的なものであり、その うちの何人がTwitterにアクセスしているのかは分からない。しかしいずれにしてもそれは、コーディネーションのためのツールとして、また世界中にこの出来事を知らせる情報散布の手段として、役に立っている。
つまり、日本でこれだけ使われているtwitterがロシアやルーマニアで使われない理由はないよね、ぐらいに思っていたわけです。
リンク: CNN.co.jp:「Twitter」で暴動組織、モルドバ大統領がルーマニア批判.
暴動は、5日の選挙でウォロニン大統領率いる共産党が勝利したことを機に発生。インターネットの「Facebook」と「Twitter」を使ってデモが組織され、7日には学生を中心に1万人が集結した。
どころが、1万人も集まったとなると、これは話が違ってきます。私は政治やましてやロシア東欧の政治なんていうと、一般常識以下の知識しかないわけです。
ただ、この1万人に反応してしまうのは、過去の天安門事件やベルリンの壁の崩壊をリアルタイムで知っている世代であるからかもしれません。
天安門事件もベルリンの壁崩壊も、事件としてのその初動はすごく小さい出来事でした。それが学生などの口伝てであっという間に情報が流れて、ひとつの大きな動きになっていったことを記憶しています。
この情報がなんでも共有されやすいネットのカルチャーの中でも、最速であるtwitterで、こういった事件に絡んだケースが報告されたのは初めてなんじゃないかと思います。
実際にログを見ても、それなりの数が流れているようです。
リンク: Twitterで燃え上がるモルドバ抗議運動(@IT) - Yahoo!ニュース.
モルドバ在住のMihai Moscovici氏はTwitterやブログで積極的に情報発信をしている。もちろん、#pmanタグ付きだ。NYTimes.comの記事によると、 7日だけで200人以上の新たなTwitterフォロワーを得たという。現在、Moscovici氏のフォロワーは500人に迫りつつある。#pmanタ グ付きの発言はルーマニア語でのポストが多いが、Moscovici氏は英語で情報を発信している。
リンク: #pman - Twitter Search.
もちろん、既にメディアが報じた後ということを考えると(何しろ日本で私が知っているぐらいですから)、このポストを鵜呑みにすることはできないわけですが、そこはそれtwitterが一度動き出すと@の連鎖反応が当然のように始まっているはずです。
twitterを見ていても、私がルーマニア語ができるわけでもないし、基本なにもできないわけですが、その動向は見ておくべきなんじゃないかと思うのは悪くないと思います。
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投稿:by いしたにまさき 2009 04 13 12:05 AM [twitter,ツイッター] | 固定リンク
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