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2009.05.26
『ひと月15万字書く私の方法』をフレームワーク的に今すぐ読みたい理由
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佐々木俊尚さんから『ひと月15万字書く私の方法』を献本いただきました。
しかし、ホントすごいな佐々木さん。なんだ!この出版スピード。

この佐々木さんのスピード感については、過去にこのブログでも何度も取り上げています。
リンク: 『ネット未来地図』佐々木俊尚さんのスピードについていけてません!:[mi]みたいもん!.
ちょっと!佐々木さんの執筆スピードにぼくの読書スピードがおいついていかないんですけど!
リンク: 『起業家2.0』をいただきました:[mi]みたいもん!.
いつ寝てるんだろう?と心配になるぐらいの出版ペースです。
リンク: 『インフォコモンズ』は近未来予測ではなく現状認識である:[mi]みたいもん!.
そう!今まさに情報が氾濫しまくっているネットは、今後こっちの方向にいくのがまちがいないことを、事例と解説付きでまさに羅針盤のごとく指し示している本だからです。
さて、本が届いて、目次を見ているわけですが、これはすぐに読まなきゃ。今、私が困っている課題解決のヒントがいかにもそこにはありそうに見えるからです。
『ひと月15万字書く私の方法』で佐々木さんは3つのフレームワークを設定しています。
- 情報集約フレームワーク
- 構造化フレームワーク
- 物語フレームワーク
情報集約フレームワークは、まあわかりますね。ここではうまくWebサービスなんかを使い分けるといいわけです。
構造化フレームワークも、個人的にはけっこうできている気がしてます。佐々木さんの過去の本で言うと名作『フラット革命』にいちばんこの構造化は顕著に出ている気がします。
リンク: 『ネット未来地図』におけるスピード感:[mi]みたいもん!.
『フラット革命』はなんというか、おもしろいだけではなく、構成のうまい本でした。佐々木さんはつまりは、最後を書きたいわけで、そこに至るまでには、あの本の構成どおりの手順を踏まないといけないわけです。
問題は物語フレームワークです。
で、この物語フレームワークってやつがいちばん難関です。佐々木さんの過去の本で言うとこれも名作『フラット革命』で、この物語が炸裂しています。
リンク: 大絶賛!『フラット革命』が辿り着いたしまったところ:[mi]みたいもん!.
そして、誤解を恐れずに言えば、この本が佐々木さんがジャーナリストであるからこそ書かれた本であるにも関わらず、ブログのジャーナリズムなんて、この本の面白さに比べればどうでもいいと、あとがきのある3行をなんども読み返しては、そう思うしかないのです。
そう!この物語化がなければ、面白さがほとばしることなんてないんですよね。
そして、別に面白さというのは、最終的な仕上げの問題で、面白くなくても物語化というのは必要なんじゃないかと思っていたところなんです。
もう少し踏み込むと、そのやり方(フレームワーク)がないのが、自分の問題点なんじゃないかと思ってたんです。いやいやホント。
ということで、早速本に向かいたいと思います。佐々木さん、ありがとうございます。
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投稿:by いしたにまさき 2009 05 26 12:09 PM [献本] | 固定リンク
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