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2009.06.29
コーヒーの文庫本セットは本との新しい出会いの演出と時間でした
コーヒーと文庫本ってナイスセット商品じゃないか!ってのを言ったのは、少し前の話になりますが!
リンク: コーヒーといっしょに文庫を売ったっていいじゃないか!そうだそうだ!:[mi]みたいもん!.
はい、もう始まってますね。でも、9月までやってる企画なので、どこかで時間を見て、ふらりと行ってみたいと思います。
実はとっくに訪問していたのでした(ということで、今はもう本のメニューはもう変わっていると思います)。
場所は青山のスパイラルホール1階のカフェ。けっこう遅くまでやってて、ひとり辺りの面積も広く、ゆったりしているので、そもそもかなり利用しているカフェです。
待ち合わせとかでなくても、ひとりでぼへーっとするのに向いてますね、ここは。
で、いきなりコーヒーと文庫本セットの看板がお出迎えです。

5冊って!こんなラインナップですか!とニヤリ。
席に座ると、こんなご案内がお出迎えしてくれます。

看板を見た時点で、既に心は半分決まっていたのですが、5冊の中から、ある本を選んで注文しました。
ええ、前から少し気になっていた本でした。
びっくりしたのは、本のサーブの仕方。お皿にのっかってやってきました。たしかにケーキセットは皿にのっかってきますものね。

あれ?
よく見ると、ブックカバーに本のタイトルが入ってますよ。うわー、丁寧な仕事しているなあ。あ、しかも原題だ。

はい、頼んだ本はイタロ・カルヴィーノの『見えない都市』です。

イタロ・カルヴィーノの本は学生時代に何冊かまとめ読みしていたのですが、これは読み逃していたことを思い出しました。邂逅という気分です。
いきなり、「マルコ・ポーロ」の文字からはじまるこの本は、基本このマルコ・ポーロとフビライ・ハンの対話で、色々な都市の話が綴られます。

どこから読み始めてもいいし、どこでやめてもいいという感じです。
また、さらに丁寧なのが、席の上にある本の紹介は、この1ページ目を紹介しているわけではないんですね。

あ、さらにこのブックカバーのサイドもオリジナルデザインですね。

ホント仕事が丁寧だなあ。この辺がブックコンサルティングの所以ですね。

そうそう、この文庫本セットに同行して、文庫本セットを味わったギャルのエントリーもぜひいっしょにどうぞ。
リンク: スパイラルへ文庫本を食べに。 - もともこも鳴き笑い.
これは普段本屋さんでみても絶対買わないしゅるいの本。でもそんな出会いもオモシロイ。
で!
要するに、この内沼くんがまさにインタビューで答えたような経験を私はしたってことなのです。
リンク: ブック・コーディネイター 内沼晋太郎さん(2)書店空間メディアの可能性 -- 2009/06/25 -- 新世紀メディアパブリッシャー インタビュー -- 総合図書大目録.
それでぼくが辿り着いたひとつの答えがMENUだったんです。
飲食店でモノを売ろうというなら、それはMENUの中にないとダメだろうと。値段が高い単行本だと難しいけれど、文庫本ならケーキと同じような金額で出せるし価格も揃えやすい。
たまたま少し時間があってフラっと入ったカフェで、メニューに文庫本が並んでいたら、ふだん本屋に行かないような人でも「ちょっと読んでみようかな」と思うかもしれない。
逆にいつでもかばんの中に本が入っているような人でも、ちょっと時間が空いてカフェに入ったようなときに、その日に限って本を持ってくるのを忘れたことに気づくかもしれない。
5冊という限られた冊数の中から、タイトルと著者と書き出しの文章だけを頼りに本を買うという経験も、普段はなかなかありません。そういうカフェならではの、ちょっとした偶然の出会いが演出できればと思ったんです。
で、この企画を考えた人の本が、以下の本です。ホント面白いこと考えるよね。
ところで、イタロ・カルヴィーノと言えば、以下の本もおすすめです。シリーズではぼくはいちばん好きです。
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投稿:by いしたにまさき 2009 06 29 01:28 PM [書籍・雑誌] | 固定リンク
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受信: Jun 29, 2009 11:04:18 PM




















