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2009.08.26

「美しきアジアの玉手箱」展、シアトルに保存されていた幸運




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海外に日本美術が流出しているという事実には歴史があり、日本にも数多くの国外の美術品があることを考えると、美術品は所有ではなく、あくまでも「仮」の保管をどこがやっているとだけ考えるようにしています。

そして、場合によってはむしろ海外に流出したおかげで紛失や保存状態の良さで流出して良かったと思えることも少なくありません。

その典型とも言える国外の日本美術コレクションが今サントリー美術館で開催されている「美しきアジアの玉手箱」です。

R0021325.JPG by you.

 リンク: 美しきアジアの玉手箱—シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展.

相変わらずサントリー美術館、展示がうまいのですが、今回は1階と2階の使い分け、展覧会としてのピークの設定がとてもうまくて感心することしきり。

1階は一見漫然と並んでいるかの様に見えます(でも、しれっと名品揃いです)。

でも、特に屏風を見ていると、ふと気づくことがありました。

狩野派などのかなり大きな屏風が3枚続けて展示されているのですが、なんか気になる。よく見てみると、3枚の屏風に共通で竹のモチーフが使われているのです。

しかも、時代によるモチーフの変遷を感じさせる並びになっているのは、なんかもうすごいや。

で、1階のラストは展覧会のメイン展示となっている「烏図」がきます。これなんてホントどちらかというとコンテンポラリーアート的な良さのある屏風で、これ海外に出てなかったら、消えてたかもしれないです。

で、これが1階でもう出ちゃうんだあと思いながら、2階に降りていくと、なんのことはない、そこに大物が控えているわけです。

光悦と宗達の合作です。エースとエースです。ON砲です。そう、ここが展覧会のピークなんですね。

作品の概要はシアトル美術館のWebサイトで見ることができます。

Suntoryseatle

 リンク: Seattle Art Museum: Permanent Collection.

織部が霞む光景ってのいうのをはじめてみたなあ。なんだ、この至宝。これ要するに過去から現在まで含めて「いちばん書がうまいやつ」と「いちばん絵がうまいやつ」の合作ってことです。ぐはー。

ということで、まだ会期も2週間ほど残っていますので、六本木に行った際にはぜひどうぞ。

なお、サントリー美術館を含めたサントリーさんのこういった芸術の活動に動きがあったようです。

 リンク: 「公益財団法人 サントリー芸術財団」設立 2009.8.21 ニュースリリース サントリー.

なお、サントリー美術館は、サントリー芸術財団の活動の一環として、引き続き東京・六本木を拠点に活動を続けていきます。

ただ、そこには残念なお知らせも。

 リンク: ミュージアムについて サントリーミュージアム[天保山] サントリー.

サントリーミュージアム[天保山]は、2010年12月末をもって休館することとしました。

まだ、少し話ではありますが、天保山の休館はホントに残念です。休館前に最低もう1回行きたい場所です。

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投稿:by 2009 08 26 05:45 PM [サントリー美術館] | 固定リンク

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