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2009.08.28

書籍に関わるすべてのみなさんにおすすめしたい『書棚と平台』




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ブログを書く様になって約5年、いろいろな幸運に恵まれて、なんだかんだで数冊の本にかかわらせてもらいました。

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

ブログから書籍というコンテンツの流れ(書評を含む)と、アマゾンやブックファーストといった販売のの流れについて、一度しっかり考えなくてはいけないとずっと考えてきました。

コンテンツの流れも販売の流れも、ネットを抜きには考えられませんし、現時点でとりあえずネットの最大の特徴であり、醍醐味である「中抜き」というダイレクト感は理解するには、とりあえず20世紀という100年が実はおかしな100年だったと考えると、いろいろとわかりやすくなるというのも同時に考えてきました。

二十世紀
二十世紀

で、20世紀を作ったのは近代でその近代を作ったのは前近代で・・・。日本で考えると、昭和を作ったのは大正・明治で、明治を作ったのはを作ったのは江戸で、江戸ができあがったのは、安土・桃山時代で中世が終わったから・・・。

とこの辺は考え出すときりがないので、この辺にして!

近代以降、いろいろなものが人を動かしてきたと考えられるますが、その中でも特に「本」というものが果たした役割を否定する人はいないと思います。

で、本というメディアは、実は活版印刷の誕生からそうであった様に、基本ハードウェア先行です。本を読む人がいるから活版印刷が生まれたのはでなくて、活版印刷が誕生して本が安価に流通する様になったから、本を読む人が増えたということですね。だから、この延長にKindleがあるのは当たり前のことでもあるわけです。

とこの辺は考え出すときりがないので、この辺にして!

さて、コンテンツと技術と客、これはどんどん変化していくものですが、この本を取り巻く環境の中でかなりしぶとく残っているのが、書店という存在です。

でも、記憶にある限り、書店員が本を出したという話はいくつか知っているものの、その書店、その中でも最大の要素である「書棚」と「平台」に切り込んだ本というのはありませんでした。ホント今までなかったのが不思議すぎるぐらいです。

そして、幸運なことにそういう本が出たことを知りました。

書棚と平台―出版流通というメディア
書棚と平台―出版流通というメディア

 リンク: 2009-08-12 - 【海難記】 Wrecked on the Sea.

どういうことか。現在における「購書空間」の両極として、アマゾンとブックオフを置いてみるとよく分かる。ひとことで言えば、前者はリテラシーの高い人たちのための「購書空間」である。対して後者は、どちらかといえばリテラシーの低い人た ちに向けられている。これはたんにデジタル・デバイド(格差)の問題ではない、と柴野さんは言う。またそれは、たんに「読者」としてのリテラシーでもな い。いわば、以前私がここでも書いたことのある、「本の買い方のリテラシー」*5における格差なのだ。

早速、読み始めていますが、もう序章を読んでいるだけでも、いやあすごい。

R0021625.JPG by you.

いかに今までの書籍を巡る言説が「文化」と「流通」をごちゃ混ぜにして語られてきたのか!?

もうばっさばっさとぶった切られていきます、読んでいるだけで気持ちいいほど。この先、ますます書籍を巡る状況は変化していくはずですが、その前段階の基礎教養として、この本を読んでおきたいと思います。

書棚と平台―出版流通というメディア
書棚と平台―出版流通というメディア

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投稿:by 2009 08 28 02:17 AM [書評] | 固定リンク

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