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2009.10.23
『ニコニコ動画が未来を作る ドワンゴ物語』は風雲録だった
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『ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語』を著者の佐々木俊尚さんから、ご献本いただきました。ありがとうございます。
新書にしては、明らかに厚いこの本。300ページぐらいあるので、ちょろちょろと読んでいこうと思っていたのですが、読み始めたら、これがまあホントに面白い本で、結局一気に読んでしました。
▼ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語 (アスキー新書)
最近のネット関連の本の中でも、これだけ知らないことが書かれている本を読むというのも久しぶりの経験でした。
また、この本、ある意味でタイトルに偽りありであるとも言えます。なぜなら、ニコニコ動画の話はかなり最後の近くになるまで出てきません。
でも、そんなことどうでもいいんです。いや、むしろその話をするためには、そこまでページを使わないと、いちばん面白い部分をあっさり見失うことになるから、こういう大河ドラマ的な構成になっているわけです。
そして、私の中でもなんとなくテーマとしてもっていたコンテンツの受け手と送り手の関係。双方向でもないし、もちろん一方通行でもない関係。
これについては、クリエイティブコモンズの考え方と参照することで、現状に対する違和感の正体が明らかになりました。
▼ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語 (アスキー新書)

だから、この「未来」の意味ではタイトルに偽りはないのです。
そもそもドワンゴという会社名に!これだけの意味と歴史があったなんて!ホントびっくりです。
- そもそものドワンゴの意味をしっていた人
- 着メロCMでドワンゴを知った人
- ニワンゴでドワンゴを知った人
- ニコニコ動画でドワンゴを知った人
これら、すべての人にこの『ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語』をおすすめしたいです。
そして、自著『ツイッター 140文字が世界を変える』と共通項があるということも知りました。
それは「ネットはきのうきょうで出来上がったものじゃない」というところです。この視点は、個人的にはネットを語る時に、常に片隅においておかなくてはいけないことだと思っています。
リンク: 『ツイッター 140文字が世界を変える』感想 - 【B面】犬にかぶらせろ!.
これを最後に持ってくることで、インターネットの歴史がさあっと開けて見えた感じがしました。
そういえば、大阪のジュンク堂(ヒルトンホテル)でも、ツイッター本に並んで佐々木さんの本は並べられていました。

書店員さんナイス!ぜひ、合わせてどうぞ!
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投稿:by いしたにまさき 2009 10 23 10:00 AM [書評] | 固定リンク
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