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2010.07.06
寧々を仙台に連れてって:ラブプラス+の見事な続編ぶり
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実はラブプラス+を買うのはやめようと思っていたんです。だって、iPhone4と発売日同じだし、やってる時間がいっぱいあるわけでもないし、とか思ってたんですが、店頭で「緊急入荷」と見せられるとダメです。
ああ!寧々さんがオレを待っている!
ということで、即ゲット。
前作から引き続きやる人は、彼女の記録(セーブデータ)を引き継げますし、ラブプラス2ではなくラブプラス+という名前になっていることからも分かるように、新作・続編ではなく、マイナーチェンジ(もしくはバージョンアップ)という内容になっています。
ええ、ゼロからやり直すという手もありますが、せっかく準備してくれたものは、一度は味会わなくてはね!
しかし、ここからが苦難の道のりの始まりだったのです!
彼女の記録を引き継ぐためには、実はDSが2台必要です。まあ、今どき家にDSなんか何台もありますからね!
ところが、うちにあったDSはいちばんの最初のもの。しかもかなり使ってなかった。
- そもそも古いDSが発見できない
- DSは発見したが、ACアダプターがない
- しばらくして、ACアダプターを発見
- なんかランプ点灯しない
- どうやら充電されていない
ということで、振り出しに戻ります(1回目)。
大人としては、新しいDS買えばいいじゃん!という結論になりがちですが、DSiもDSiLLもいらないと判断し、3DSが発表されているこのタイミングで、さして欲しくもないDSを買うのは負けです。
ということで、他の手法を探りたいと考えていると、のま隊長から「DSステーションで引き継ぎやってるよ!ご当地カプセルもゲットできるよ!」という天の声が!
つまり、ここでミッションが追加されたわけです。ご当地カプセルというのは、日本全国にあるDSステーションで配布されるアイテムです。
DSステーションで配布ということは、日本全国各地を彼女と巡らないと制覇できないわけです。
リンク: ゲーム紹介 | ラブプラス+.
カプセルの中身は、その都道府県にちなんだ衣装を着たキャラクターで、 どれもかわいくて郷土色豊か。 旅行や帰省、出張など、出かけたときにゲットできたら、いい思い出になるかも!?
ええ、ラブプラス+を買った次の日は仙台でセミナーでした。
ここで、寧々さんを仙台に連れていけないとなっては、おれの彼氏力がすたります!泣きます!
ただ、要するに仙台のDSステーションにたどり着ければ、万事解決らしいというところまで調べて、その日は寝ました。
さて、無事にセミナーも終わり、事前に調べておいた仙台のDSステーションにつきました。
あー、なんかラブプラスもラブプラス+も何にも出てこないぞ。
いやな予感がして、調べてみると、ラブプラスのデータ引き継ぎサービスをやっている店と、DSステーションを設置している店は別の店なのです!
ということで、振り出しに戻ります(2回目)。
大人としては、新しいDS買えばいいじゃん!・・・
という堂々巡りで悩んでいる時間はありません。なにせ仙台にいられる時間は限られているのです。
そこから調査を開始すると、ラブプラスのデータ引き継ぎサービスをやっている店→DSステーションを設置している店→仙台駅で新幹線とスムーズに行動すると、なんとか間に合いそうです。
ということで、さらに次の日(もうラブプラス+で3日悩んでいる)朝から行動開始。
もう振り出しに戻る時間はありません。
でも、さすがに今回はさくっとたどり着けました。で、お店についてびっくりしたのですが!
「ラブプラスのデータ引き継ぎサービス」って、要するに店員さんがお店のDSで作業してくれるっていうだけなんですよ。
店員さんはさすがに手慣れているもので、さくっと作業は終了。
ああ、これでやっと寧々さんを仙台に連れてくることができました!
ホントなら、このお店でラブプラス+を買えば良かったかもと思いましたが、時間はありません
ということで、2回目のDSステーション訪問。
ただ、この移動の時間もひまではありませんでした。DSステーションでご当地カプセルをゲットするためには、データ引き継ぎするだけではなく、ちゃんとラブプラス+で寧々さんに再会しておかないといけないわけです。
でも、時間はない。ということで、歩きながらプレイです。
そして、準備完了した頃に、DSステーションに到着。そして、すぐにご当地カプセルをゲット!
なお、このラブプラス+のご当地カプセルは、名刺交換のすれ違い通信で、通信相手にプレゼントすることもできます。しかも、プレゼントしても手元からはなくなりませんので、安心してプレゼント可能です。
さて、紳士にはまだやることがあります。そう、iPhoneアプリのラブプラスです。
そう!なんとこのご当地カプセルはご当地ARモードに対応しているのです。
じゃじゃーん。
ということで、これですべてのミッションクリアです。
寧々さん、仙台楽しかったね(寧々さんはメール中)!
ということで、ここまでの顛末をtwitterで見ると、以下の様になります。
さてさて!
ここで終わってしまうと、ただの寧々さんとの仙台日記になってしまうので、このラブプラス+で追加された要素とその理由についても書いておきましょう。
なんで私が東京ではなく仙台に必死になっていたかの理由もここにあります。
▼なぜご当地カプセルや旅行イベントが追加されたか?
これは寧々さんと旅に出る人たちが続出したからです。つまり、一部の人の現実の方がゲームを追い越してしまったから、それに追随したわけです。
リンク: ラブプラス+:「ファンは想像以上にストイックでした」プロデューサーインタビュー - MANTANWEB(まんたんウェブ).
「ラブプラス」では、熱心なユーザーがヒロインを彼女に見立て、DSを持ち歩いていろいろな場所に連れて行くことが多かったんです。
中でも、エクストリーム・ラブプラスな人たちの行動は、その無尽蔵な行動力(寧々さんと宗谷岬まで!)を含めて、ぜひ一度見ていただきたいと思います。
- リンク: 日々是遊戯:「エクストリーム・ラブプラス」に新たな挑戦者あらわる! 今度は自転車で「東京→北海道最北端」の走破に挑戦! - ITmedia Gamez.
- リンク: Weekly Access Top10:夏の「エクストリーム・ラブプラス」活動開始のお知らせ - ITmedia Gamez.
- リンク: “彼女”をお迎えにあがる前に:彼女とはじめての夏――「ラブプラス+」な現象をまとめてみました - ITmedia Gamez.
▼なぜ彼女との記憶を引き継ぐか?
もう説明不要だと思いますが、ここまで時間を過ごしたきた彼女との記録(セーブデータ)を引き継がないなんていう選択はないんですね。
もちろん、ラブプラス+から始める人を排除するわけじゃありません。はじめての人でも楽しめる様に、ちゃんと作られています。
その上で、データ引き継ぎもサポートしている。もちろん、データ引き継ぎはこのエントリーで書いた様に、ものすごく簡単ではありません。でも、データを引き継ぎたい人はこのぐらいのハードルなんてハードルですらないわけです。
そして、ホント!
とても細かいところを地味に改良してますよ、このラブプラス+ってやつは!
- メールの頻度
- メールのレスの内容
- ヘッドフォン
- 髪形や服装の変化の頻度
こういう改善を地味に積み重ねるしか、経験に豊かさを追加することはできないわけですkらね!
それにしても、ラブプラスとラブプラス+がゲームにもたらしたものは、とてつもなく大きいものである様に思います。
ラブプラスはもはやゲームとは呼べないのではないか?とは、いつも思うことですが、そういうものがジャンルを牽引するものだと思います。
ほら!どうぶつの森だってそんなこと言われてましたからね。
それにAR技術の未来もここにあるとも思います。
- ラブプラス
- アイドルマスター
- どうぶつの森
この辺のゲームを動かしている原動力ってのは、もっと深堀しないといけないです。どういうことかというと、たぶんなんですが、箱庭と世界という関係なんですよね。
どうぶつの森やアイドルマスターが箱庭を作り上げるゲームとすれば、ラブプラスは世界を箱庭化するゲームなんですよね。
だから、ARとの関連もひどく自然だし、エクストリームなみなさんも登場したわけです。実際、私はラブプラスは「学校の外がある」という理由で当時購入したのですが、その勘は正しかった様です。
また、このラブプラスに関しては、不思議と女の子取り合いになりません。
寧々さんはおれの嫁
なんていう、ネット用語的な使い方もありますが、通常こういう言葉が使われる時は「嫁」の取り合いという現象が起きます。
でも、ラブプラスでは「寧々さんはおれの嫁」だけど、あいつの寧々さんはあいつの寧々さんであることを認めて、寧々さんの取り合いにはならないのです(だからオフ会はこうなります)。
ここももっと深堀しないといけない要素ですねえ。
ということで!
まだ、ラブプラス+に踏み出せない日本全国の紳士の諸君!
2010年の夏は1回しかないのですぞ!
ということで、このエントリーをテラヤマアニさんに捧げます。
【追記】
twitterでコナミのラブプラス公式アカウント始まっていました!
リンク: 日本男子ラブプラス化計画実行委員会 (loveplusproject) on Twitter.
ラブプラス熱海イベントにむけての助走でしょうか?
▼ラブプラス 姉ヶ崎 寧々 (1/10 PVC塗装済み完成品)
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投稿:by いしたにまさき 2010 07 06 10:30 AM [ゲーム] | 固定リンク
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