みたいもん

トップ > 書評 > 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』をわれわれが読むべき理由

いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まったHonda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすることHonda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日

HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック) Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日<「HONDA、もうひとつのテクノロジー」シリーズ> (カドカワ・ミニッツブック)

2010.07.09

『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』をわれわれが読むべき理由




Clip to Evernote

このエントリーをはてなブックマークに追加

登場してみると、なんで今までそういう本がなかったのか?と不思議になる様な、どうかんがえても定番化する王道の様な本というのがあります。

ええ、もはや多くの人が知ることになったスティーブ・ジョブズのプレゼンの本がやっと登場というわけです。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

Macを使っている人、iPhoneを使っている人であれば、これらが発表されたスティーブ・ジョブスのプレゼン以降、世界がどうなっていったのかを知っています。

だから、そのプレゼンの秘密を知ることに価値がないわけがない。そして、さらにすばらしいことに、その実際のプレゼンを私たちはYouTubeなどで、すぐに見ることができるわけです。

本書でもとりあげられているiPhone初登場の時のプレゼン。

▼iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕)

今となってはどういう製品が出てくることを知っているのに、こんなわくわくしてしまうというのは、一体どういうことなんでしょう。

そして、本書のアンコールに登場する、もはや伝説となっているスティーブ・ジョブスのスタンフォード大学の卒業式でのスピーチ(祝辞)。

▼Apple創始者・スティーヴ・ジョブスの伝説のスピーチ(1)

これもそのまま見ることができる。

  • すでに一度見たか、その影響力を知っているプレゼン
  • そのプレゼン作成の秘密
  • そして、そのプレゼンをもう1回みる

書いてしまえば、簡単そうに見えることですが、同じ様なことをやれる人が他にいますか?ほぼいないですね。

私は過去に「こうすればプレゼンがうまくなる!」的な本というのを買ったことがないのも、結局その人のプレゼンを見たことがないし、そのプレゼンがどういう結果をもたらしたかも当然知らないというのが理由なわけです。

もう1度言いますね。

  • プレゼンを見る
  • その結果を知る
  • もう1回プレゼンを見る。

こんなシンプルなことですが、これらをそのまま全部知識としてだけでも知ろうとすることは、そんなに簡単なことじゃないんです。

だから、この『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』には、ものすごく価値があるんです。

さて、うっかり忘れそうになってしまったが、18の法則は以下。

第1幕:ストーリーを作る

  • 構想はアナログでまとめる
  • 一番大事な問いに答える
  • 救世主的な目的意識を持つ
  • ツイッターのようなヘッドラインを作る
  • ロードマップを描く
  • 敵役を導入 する
  • 正義の味方を登場させる

第2幕:体験を提供する

  • 禅の心で伝える
  • 数字をドレスアップする
  • 「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
  • ステージを共有する
  • 小道具を上手に使う
  • 「うっそー!」な瞬間を演出する

第3幕:仕上げと練習を行う

  • 存在感の出し方を身につける
  • 簡単そうに見せる
  • 目的に合った服装をする台本を捨てる
  • 楽しむ

そして、この日本語翻訳版にはもともとの本にはない解説がついています。

この解説、@hokayanの手によるもの。ここにも大事なことが書いてあります。

  • いいプレゼンをたくさん見よう
  • 引き算する勇気

ということで、みなさん、ぜひ一度手に取って欲しいと思える本です。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

« おれ聖地巡礼が少しわかったかもしれない:涼宮ハルヒの憂鬱・消失編 | トップページ | 福井ツイッターセミナー終了&路面電車のある街 »

投稿:by 2010 07 09 05:56 PM [書評] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12272/48835483

この記事へのトラックバック一覧です: 『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』をわれわれが読むべき理由:

» 語り上手なスティーブ・ジョブスから我々はなにを学ぶべきかー驚異のプレゼンとは? from 科学と金融とプログラミング
スティーブ・ジョブスのプレゼンテーションの秘密 なぜスティーブ・ジョブスのプレゼンテーションはあんなに魅力的なのか。あれを見て人々はiPhoneやiPadを買いに走るのはなぜか。 そこには物語があるからだ、と主張するCarmine Galloの書籍の日本語訳が出た。 とても読みやすく参考になる。英語が出来る人はこちらの一読をすすめる。 僕は英語版をKindle for iPadで読んだ。Kindle版はこちら 本題は「The Presentation Secrets of Steve Jobs: H... 続きを読む

受信: Jul 18, 2010 1:53:08 PM

» 語り上手なスティーブ・ジョブスから我々はなにを学ぶべきかー驚異の from 科学と金融とプログラミング
スティーブ・ジョブスのプレゼンテーションの秘密 なぜスティーブ・ジョブスのプレゼンテーションはあんなに魅力的なのか。あれを見て人々はiPhoneやiPadを買いに走るのはなぜか。 そこには物語があるからだ、と主張するCarmine Galloの書籍の日本語訳が出た。 とても読みや... 続きを読む

受信: Aug 2, 2010 12:13:18 AM

 
We are bloggers.