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2010.10.12
NEX-5の「手持ち夜景」モードがどうかしているぐらいにすばらしい
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実は、先週さくっとNEX-5のズームキットを購入しました。最大の理由はマイクロフォーサーズ陣営に決め手になる魅力を持ったカメラがなかったということかと思いますが、この辺はまたおいおい。
▼ソニー デジタル一眼α NEX-5 ズームレンズキット ブラック NEX-5K/B
で、NEX-5のいいところは、ホントにいっぱいあるんですが、とりあえず夜景が撮りたいのに三脚がない!という、とてもよくある状況に対応する「手持ち夜景」モードに感激したので、それを書いておこうと思います。
リンク: 商品の特長 | NEX-5D | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー.
シーンセレクションの「手持ち夜景」モードなら、高速連写した6枚の画像を1枚に重ね合わせ、ノイズを増やすことなく高感度で撮影可能。三脚なしでブレの少ない夜景を手持ち撮影できます。
最初は、特に知らないとびっくりするのですが、この「手持ち夜景」モードにすると、いきなり6枚ぐらい写真を撮影します(場合によっては3枚ぐらいの時もあります)。
これは何をしているのかというと、あとで合成してノイズを消すために、その材料となる写真を複数枚数撮影しているわけです。
Photoshopなどでは、そこそこ知られたコンポジット合成という手法なのですが、それをカメラ内で、さくっと高速にやってしまうというのだから、これはすさまじい。
ということで、「手持ち夜景」モードの撮影サンプルをどうぞ。
たぶん、撮影現場を知らないと感動が伝わらないと思うんですが、この写真を撮った場所、
普段なら絶対手ぶれするから、そもそも撮影しようだなんて思わない場所です。要するに、ほぼ真っ暗。
それで、自動合成でこの結果はホントすごい。しかも合成処理がまたすばらしく速い!
あとで、撮影データを見ると、絞りは開放、ISOは6400で撮影していますね。これは光量をかせぐために、こうしているんでしょうね。
そのせいか、若干シャープさにかける部分がないわけじゃないんですが、それでも手持ちでこれだけ撮れるなら問題ないです。
ということで、引き続き「手持ち夜景」モードの撮影サンプル。これは遠景中心ですが、手前も奥もそれなりにおさまってます。
続いて近景。これも破綻していませんねえ、お見事。
そして、さらに面白いなあと思うのが、NEX-5の手持ち夜景モードで三脚使うとさらにすごいらしいという話。
つまり、付け焼き刃の技術じゃないんですよね。
以前に買ったサイバーショットといい、最近のソニーの特に撮った後の加工処理に関しては、ホント今いちばんデジカメメーカーとして面白いんじゃないかと思います。
NEX-5でもNEX-3でもいいので、悩めるみなさんはぜひどうぞ。
NEX-5は撮って楽しいデジカメですよ。
▼ソニー デジタル一眼α NEX-5 ズームレンズキット ブラック NEX-5K/B
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投稿:by いしたにまさき 2010 10 12 02:22 PM [SONY,NEX-5] | 固定リンク
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