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2010.12.14
江口寿史はやっぱりBIG Eだった『江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー』
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江口寿史というマンガ家には、もうなんというかファンだからしょうがないんだけど、まさに悲喜こもごもの歴史を喰らい続けているわけです。
- 続かない連載
- 落ちる連載
- 完結しないマンガ
- その癖、ひばりくんなんて一体どれだけの違うバージョンあるんだ!全部買ってるぞ!
ということで、最近にいたっては、もう選集とか完全版とか、もうそんなのばっかりで、正直もう買うのやめようかと思っているわけです。
ところが、やっぱり書店で表紙を見ると、やっぱりイラストが持っている力が違うんだよ。
ということで、もう後悔してもいいやという気分で買ったわけです。
もう何回目の気持ちがわかりませんけど、はい!参りました。やっぱりすごいです。悔しいけど、すごい。
さっきも書いた様に、もう一体うちに何冊あるかわかんないひばりくんも、最新のもの(たった1話の追加だけど)が、やっぱりとんでもなく面白い様に!
過去のいろんなところに書き散らしたものの集合である「お蔵出し」は、より一層この類まれな作家の飽きっぽくて、それ故にその絵柄も含めて、どれだけ引き出し持っているんだよ!この人は!ということを再認識されられるだけなのです。
そして、やっぱり江口寿史をBIG Eにたらしめているのは、その視点なわけです。
この『江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー 』の最後に収録されたひとコママンガの説明にはこんなことが書かれています。
ぼくらには井上和香の時代があった。それはあまりに短かったが、確かにあった。
こんなことを言う人を信用できないわけがない。
ということで、店頭で見かけてもアマゾンで見かけてもどっちでもいいけど、迷った人なら即買いましょう。
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投稿:by いしたにまさき 2010 12 14 10:30 AM [アニメ・コミック] | 固定リンク
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