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2011.02.23

ネットのクラスター論としての『日本の若者は不幸じゃない』




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日本の若者は不幸じゃない』の著者2人へのインタビューが公開されています。

出版の経緯から、この本で何を描きたかったのか?についてまでのじっくりとしたインタビューになっています。

一気呵成に話したことを、わかりやすくきれいにまとめていただいて、著者としてとても感謝しています。

ディアステージのまさにステージで撮影してもらった写真も素敵。

Wakafuko

 リンク: 【福島麻衣子氏・いしたにまさき氏インタビュー】アキバ・聖地巡礼・クラスター――多面的に日本の若者と文化を考える 『日本の若者は不幸じゃない』著者 福島麻衣子氏・いしたにまさき氏インタビュー:ソフトバンク ビジネス IT.

いしたに氏■「大企業に就職する」という一つの典型的な良いルートに乗って、そこに幸せを感じられる人もいるでしょうけど、そこに乗れなければ不幸だと決めてしまうのはおかしいんじゃないかってこと。

ただ、少し昔だとそのレールに乗れなかったら確実に不幸になっていたということも事実なんです。では今はなにが変わったかというと、それはクラスターの存在だと思っています。

この『日本の若者は不幸じゃない』は、過去のいしたにまさきの本と比較すると、若干ジャンル違いの様に見えるところがあります。

ただ、著者としてはネットを中心におきている現象の報告という意味では通底していると考えています。

では、ネットで起きていることのどの部分に、この本では注目しているのかというと「クラスター」です。

  • コミュニティではなく、クラスター
  • グループではなく、クラスター
  • 個人ではなくクラスター

クラスターって、すごくつかみにくくて、渦中にいないとわかりにくいものだからでしょうか?なぜか、ネット関連の本で「クラスター」について書かれたものは、ひどく少ないのです。

これは理由があるといえばあります。

それは、クラスターを単体で眺めてみても、あんまり意味がないんですね。

クラスターは何かと接合することで、はじめて価値も出るし、渦中にいない人にとっては接合することで、可視化されることになります。

だから、飲食という世界とネットの接合を描いた豚組の@hitoshiさんの『小さなお店のツイッター繁盛論』が、あっさりかなり優れたクラスター論の本になっていたりするわけです。

小さなお店のツイッター繁盛論 お客様との絆を生む140文字の力
小さなお店のツイッター繁盛論 お客様との絆を生む140文字の力

そしてさらにありがたいことにいろんな人に、このクラスターを受け止めていただいています。

まずは、『日本の若者は不幸じゃない』には入っていませんが、大事な現象であるAKB48の本を書かれた田中先生。

コウェンの「文化クラスター」を僕なりにネットの社会で発展させていったのが、「こころの消費」論から延長した「小さな物語」のネットワーク。これと似た議論をいしたにまさきさん@masakiishitaniたちが『日本の若者は不幸じゃない』で、ネットでのクラスター論として展開しているless than a minute ago via web

ホントにもうこれ以上言うことなにもないので、『日本の若者は不幸じゃない』を読んだみなさんは足りない部分を補完する意味で『AKB48の経済学 』を読んで欲しいです。

AKB48の経済学
AKB48の経済学

他にも、西田亮介さん。

 リンク: SYNODOS JOURNAL : 社会はいかに私たちに関わるべきか~「孤族の国」を考える(4) 西田亮介.

アイドルが歌って踊る秋葉原ディアステージの経営者で、アイドル事務所も経営する福嶋麻衣子と人気ブロガーいしたにまさきの共著。

秋葉原で、ディアステージを立ち上げるまでの軌跡や秋葉原に集う人々から、とくに若者の新しい「つながり」や人間関係の可能性を描き出す。

そして、ちょっと普段とは違う感じの記事の堀さん。

リンク: シゴタノ! Evernote を捨てよ、町へ出よう.

福嶋麻衣子さんといしたにまさきさんの『日本の若者は不幸じゃない』はまさにこうしたエンパワーメントの本といえます。この挑発的なタイトルに反感を感じる人もいるかもしれませんが、そうした気持ちをおさえてこの本を読んでみてください。

いま日本で始まっている一つの社会的な流れに対する理解とともに、実は自分が属している小さな幸せの世界(クラスタ)の姿がみえてきます。

会社、仕事、組織といったものが「幸せ」という形であなたの人生に応えてくれないとき、きっとヒントを与えてくれることでしょう。自分は実は「不幸」ではないのだと。

ということで、自分このタイトルをつけておいてなんですが、タイトルで自分には関係ないかもと思ったネット界隈のみなさんにこそ、実は読んで欲しいのです。

日本の若者は不幸じゃない (ソフトバンク新書)
日本の若者は不幸じゃない (ソフトバンク新書)

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投稿:by 2011 02 23 04:55 PM [日本の若者は不幸じゃない,喪服ちゃん] | 固定リンク

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