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2011.03.26
311東北地方太平洋沖地震:動き出してきた八戸と行くか行かないかのジレンマ
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震災から2週間が過ぎ、他の地域よりは比較的被害も小さかったこともあって、八戸から今の様子が伝えられつつあります。
リンク: とりとめもなく怒って終わり|坂本サトル「日々の営み public」.
意外だったのは思ったより漂う雰囲気が明るいことだ。 瓦礫の間を犬の散歩をする姿をあちこちで見かける。 人が動きだしている気配が港に漂っている。 さらに「いらっしゃいませ!」という声に誘われて岸壁を歩いて行くと、打ち上げられた漁船のとなりに食堂が!
まさか、この海沿いの食堂がもう復活しているとは!
そう、男山のコップで水を飲む食堂です。
私が行ったときも、この食堂のおばちゃんたちはおまけしてくれた気がする(笑)。海の人たちの強さには、ホント敬服します。
私が東北の被災の状況を、もちろん話半分でしかないが、自分に近いこととして受け取ったのが、この八戸の蕪島周辺の映像がテレビで見たときでした。
蕪島はまさに海沿いで、その周囲も開けて平らなところだったので、それが津波で一気に持って行かれていました。
でもね!なんと蕪島がちゃんと残った!
リンク: 「たねブロ」 : 「ふるさと」へのご支援として「ふるさと納税」.
「いしたに様」と一緒に行った蕪島は周辺が大きな被害を受け、車も近づけないほどでした。 蕪島がしっかりと残ってくれたのは本当に奇跡と思えるほど。
知らない人もいっぱいいると思うので、蕪島ってこんなところです。
階段を登るとこんな景色が見えます。
リンク: 「たねブロ」 : 「ふるさと」へのご支援として「ふるさと納税」.
また、とても興味をもたれていらした「住金鉱業」の周辺も被害を受けました。 今は被災前の姿を取り戻そうと頑張っております。
ええ、上の写真にも写っているのが「住金鉱業」のパイプラインの最終地点です。
このうみねこたちが今どうしているかもすごく心配ですが、まあ鳥ですからね。ちゃんと空に逃げて、きっともう戻ってきているはず。
こんな姿を見せてくれるのも、そんな遠い日ではないはずです。
八戸といえば!の藤川優里さんも、ツイッターを中心として、すでにいろいろと動かれている模様。
とにかく、みんな動き出していることに、ほっとすると同時に、こちらで何ができるかを、また考えていきたいと思います。
- 行ったところで役に立つとは思えない
- でも、やっぱり被災地をこの目で見ないことには始まらない
このジレンマ、思っていたよりも、ずっと大きいです。
義援金は「ふるさと納税」で準備しつつ、4月中には東北新幹線が復旧するという話もあるので、そこまで待つべきかとも思います。
【追記】
あの小舟渡食堂が外見上は無事らしい!
小舟渡食堂の近くまで行ってみました。店の前に僅かに瓦礫がありましたが外観はこの通り! #hachinohe http://p.ybt.jp/pandayz/4d88b4e0e7c9e.jpg
だってだって!この食堂ってば!こんなところなんですよ!
一体、どんな奇跡が起きたんだろう?!
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投稿:by いしたにまさき 2011 03 26 03:29 PM [ロギングされる僕ら八戸] | 固定リンク
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