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2011.06.24
またしても『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』をわれわれが読むべき理由
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登場してみると、どうしてもそれをまとめる人がそれまでいなかったんだろう?という本があります。
そういう本は、得てしてヒット作になりますが、この本もそんな予感がビシビシする本です。
もちろん、大ヒットした同じジョブス本とは姉妹本みたいな本だから、それだけでも売れそうなのに、この帯がにくい。
そうですよね。
会社を経営している人、なにか企画作れって言われている人、毎日売上に悩む人、いろんな人がこの質問をしてみたいはずなんです。
▼スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則
「ジョブスからどうするか?」、まったくもって、これをみんな聞きたいんです。
ホント、そんなこと考えられるのであれば、今すぐ教えて欲しいです。
そして、この本はそこには、7つの法則があると言い切ります。
【ジョブズ流 人生・仕事・世界を変える7つの法則】
- 法則1:大好きなことをする(キャリア)
- 法則2:宇宙に衝撃を与える(ビジョン)
- 法則3:頭に活を入れる(考え方)
- 法則4:製品を売るな。夢を売れ。(顧客)
- 法則5:1000ものことにノーと言う(デザイン)
- 法則6:めちゃくちゃすごい体験をつくる(体験)
- 法則7:メッセージの名人になる(ストーリー)
もちろん、この本は別にジョブスが書いた本ではありません。
でも、前の本がそうであった様に、ジョブスほどの実績があり、同時にジョブスほど言葉を残している人は、ほとんどいません。
そして、私たちは幸運なことにジョブスのイノベーションの結果の世界に生きているのです。これも前作と同じ構造です。
だから、ジョブスの言葉から、法則を考えることには意味があります。
そして、その法則を知っていくことで、あたかもジョブスに相談しているかの様な道筋を辿れるように、この本は作られています。
私はそこそこのアップルファンなので、知っている話もそこそこ入っていますが、それこそiPhoneでアップルデビューした様な人たちには、新鮮な話がいっぱいつまっているはずです。
アップルにジョブスが復帰したときのキーノートのことを私は今でも覚えています。当時、ある意味今以上にアップル好きで、同時に失望もしていました。
そこから、まさかアップルがマイクロソフトを上回る企業になるとは思いませんでした。でも、ジョブスが復帰するなら面白いことになりそうだ。
そう思って、もう一度アップルという船に乗った人は多かったはずです。そして、そのアップルという船に乗る人がどんどん増えていったのが、この10年です。
ここで、私がなぜ「アップル信者が増えた」という表現を使わなかったのか?
その答えもこの本に書かれているはずです。私もその答えを楽しみにして、残りのページを読み進めようと思います。
さて!
ジョブスのプレゼンテーションがしばしそうである様に、この本には「One more thing」があります。
これがぼくは大好きです。この本を読み終わった後に、これがくるのは、ホントにいい。ホントこいつらは、いつでもぼくらを狙っているんです。
▼スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則
ということで!
頼まれたわけじゃないんですが、宣伝です。
リンク: 『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』刊行記念 著者来日イベント 「ジョブズ流を自分の力に!」 | 日経BP社 | Fans:Fans.
20万部のベストセラー、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』著者の待望の第2弾 『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』の発行を記念してイベントを開催します。
はい、イベントですね。時間のある人はぜひいきましょうぞ。
最後に!
日経BPの美人編集様、いつも素敵な本を送っていただいてありがとうございます。いつも感謝しております。
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投稿:by いしたにまさき 2011 06 24 10:30 AM [献本] | 固定リンク
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