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2011.06.03

雨の日にしっとり楽しみたい上質のフィクション『竜の学校は山の上』




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フィクションの才能が全くない私にとって、フィクションがどう生み出されるのは、人生最大の謎のひとつです。

もちろん、ここまでの人生でそれなりの数のフィクションは読んでいるので、それに対する回答を全く持ってないわけではないのですが、結局肝心なところはよくわかりません。

それ故に、その謎に近づけた様な気がするフィクションに出会うというのは、とてもうれしいものです。

ましてや、それがマンガ・コミックであったときのうれしさはひとしおです。

pixivなどで、既に話題になっている九井諒子さんの作品集が出たということで、まとめて九井諒子さんの作品をじっくり読むことができたのですが、これはなんとも想像のはるか上をいく出来栄え。

竜の学校は山の上 九井諒子作品集
R8071589.JPG

こんなにいいマンガの短編集を読んだのって、ホントに久しぶりなんじゃないだろうか。

描かれているのは、SFの様な、星新一の様な、日常と不思議な世界が地続きであるからの様な物語ばかり。

この地続きな感じというのは、物語の内容だけではなく、そのマンガの描写のおかげがとても大きいです。

人や自然や人でないもの(無機物も有機物もある)が、変に誇張されることなく、同じトーンで描かれています。

これがなんとも気持ちいい。

結局、フィクションの名人というのは、こういうことなのだと思う。

普段の世界から、ちょっと少しだけ違うものを見ている。そして、それを普段の世界から分けて考えるのではなく、同じ世界のことであるかの様に、具現化していく。

なんとハードルの高い、むずかしい仕事なんだろうと呆れる他ないですが、それを実行できる人が、フィクションの才能のある人なのでしょう。

マンガ好き・マンガ読みなら、鉄板。

そうでない人にも、とてもおすすめしたい素敵な作品集です。ホント作品集という言葉が、とてもふさわしいです。

竜の学校は山の上 九井諒子作品集
4781605451

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投稿:by 2011 06 03 10:30 AM [アニメ・コミック] | 固定リンク

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