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2011.08.17

100年続く会社を目指すEvernoteの今を見てきます




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私が最初にEvernoteの記事を書いたのが、2008年の4月。

 リンク: 最高のオンラインメモツールとしてのEvernote:[mi]みたいもん!.

そこから、すでに3年以上の年月が経ちました。

そして、世界初のEvernote本をコグレさんとともに出版することができたのが2010年の2月。

まだ、そこからは1年半なんですね。

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もっと時間が過ぎていると思っていました。それも、これもここ1年のEvernoteのアグレッシブさのせいなのではないかと思います。

いちばん最近のEvernoteに関する情報と言えば、多くのメディアでもとりあげられた「Evernoteを100年続く会社に」というものです。

 リンク: Evernote、5000万ドルを調達―CEOのフィル・リビン、「目標は100年続く会社」.

Zyngaは「空き時間が5分あったら来て新しいゲームで楽しく時間をつぶせる場所」というのをキャッチフレーズにしているが、 Evernoteは「時間が5分あったら、Evernoteに来て情報の整理をするといい。何か役に立つことをした気分が味わえますよ 」とCEOのフィル・リビンは言う。

 リンク: 「100年企業を作る」 - hitoshi DAILY.

100年企業を目指すこと。それは、「ユーザーが安心して自分の大切な情報をすべて預けるに足る存在になる」ことだからです。一言でいえば、つまり「信用」の問題。

私は、今なぜEvernoteに自分のデータを預けているかというと、そこに理由があるからです。

その理由のいちばん大事なことは、「ログ化するメモ」ということです。

 リンク: Evernoteを単に情報整理ツールだと思っていると数年後に後悔するかもしれない理由 | Lifehacking.jp.

メモの編集や、ノートブック・タグ、画像認識機能、iPhone アプリなども使いこなしていなくても、ただ放りこむだけで価値が生まれていくということ、これが「Evernoteはライフスタイルサービス」だという意味です。「情報整理」という部分は、通過点に過ぎないのです。

とりあえず、自分にとって大事なメモ=情報をEvernoteに蓄積しておけば、あとでなんとか使うことができる状態を維持してくれる。

ここなんですね。

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だから、そういう企業が100年企業を目指すというのは、なんともすばらしい話です。

100年というのは、ちょっとピンと来ない数字ですが、要するに3世代です。乱暴に表現すると、自分のデータが孫の代まで受け継がれていくということです。

10年前のネット・IT業界のことを考えると、100年なんてもう想像もつかない世界です。

私が以前ある京都の豆腐屋さんに取材にいったときに、「うちはかけ出しなんで」という話を聞いたことがあります。

ところが、その豆腐屋さん、その時点で創業80年とかなんですよ。

でも!京都にはたしかに200年とか300年とか続いている店がごろごろあるわけです。

だから、80年でもかけ出しになってしまうんですね。

この辺の時間感覚というのは、もちろん業界や業種で全く変わってしまうことですが、まず100年という年月を自分たちのこととして考えてみないことには、何も始まりません。

 リンク: 「出口戦略いらない、100年続ける」--Evernoteが日本企業から学んだこと - CNET Japan.

「日本のパートナー企業の方から支援される中で、常に感銘を受けていたのは、どこの会社も非常に長期的なビジョンを持っているということ。そしてまた日本の企 業の在り方として、100年間企業が続くのがそれほど珍しくないことを知った。内田洋行をはじめ、パートナー企業の中には100年以上続いている会社がいくつもある。しかもただ漫然と長期間事業を続けてきただけでなく、今後の100年間どういうビジネスをやっていくかという明確なビジョンも持っている」

100年ということに対する、とりあえずのEvernoteの回答が、まずはこの「出口戦略を取らない」ということです。

そして、まだまだその先にきっといろいろなこと、そしてある意味もっと大事な地道な努力、そういうものがあるはずです。

私たちがEvernoteに預けた情報は、今後どうなっていくんだろう?ということは、やっぱりみんな気になっているはずです。

リンク: Evernote がもっている、Googleをも凌ぐアドバンテージ | Lifehacking.jp.

というわけで、それを見に行きたいと思います。いきなりですが8月、サンフランシスコに飛んでこの目で確認しに行きますよ!

ということで、実は私もEvernote Trunk Conferenceを見に行ってきます!

じゃ!

できるポケット+ Evernote 改訂版 (できるポケット+)
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できるポケット+ Evernote 活用編
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投稿:by 2011 08 17 12:30 PM [Evernote,エバーノート] | 固定リンク

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