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2011.11.18

なんだかわかりにくいGoogle+(グーグルプラス)を理解する2つの糸口




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きょうは、すでに予告していたコグレ・いしたに・堀によるグーグルプラス本「できるポケット Google+ 」の発売日です。おめでとうおれたち!

できるポケット Google+ グーグルプラス スマートに使いこなす基本&活用ワザ 70
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ここにきて、初期の状態から、次のステップに移行しようとしているグーグルプラス。

ただ、このグーグルプラス。正直に言うと、facebook・mixi・ツイッターのようにとっつきやすいサービスではありません。

理解してしまえば、特にむずかしいことはないのですが、どうもこれまで他のソーシャルメディアをヘビーに使っていた人たちほど、なんか乗りきれないようなのです。

ということで、このエントリーでは、先日行われた「YouTubexGEOクリエイターデイのGoogle+セッション」で話したことを、本の発売を記念して?書いておこうと思います。

DSC06044

なお、このGoogle+セッションのアンケート結果の内容をグーグルさんからリターンしてもらっているのですが(公表の許可も取ってます)、その結果がけっこういい!

▼イベント参加者の利用実態

Photo_2

▼セッション後の利用意向

Photo

なので、これからする話は、グーグルプラスを理解する糸口になるはずだ!という自信を持って書いていこうと思います。

【糸口1:大事なのは誰をサークルに入れているかであって、誰にサークルに入れられているかではない】

ツイッターでは、なんだかんだいって、どれだけの人たちにフォローされているかが大事です。そして、それはfacebookでも近いものがあります。基本、友達は多い方がいい。

ところが、このソーシャルメディアの原理原則は、グーグルプラスでは半分ぐらいしか有効ではありません。

なぜなら、「限定公開」にこそ、グーグルプラスの醍醐味のひとつがあるからです。

限定公開はサークルと強くつながっています。

グーグルプラスを使っていると、どうもある特定の話に反応する人たちというのが見えてきます。この人たちを、ひとつのサークルに入れます、

これは、ある特定の領域の話をする人たちを人の固まりのクラスターとして、自分が認識するということです。

すると、そこでは外から見えないある意味密度の濃い話が、延々と続くことになります。これがグーグルプラスの醍醐味のひとつなのです。

しかも、グーグルプラスは一般公開ができますから、多くの人に見てもらおうと思ったら、一般公開でいいわけです。一般公開の投稿は、サークルとの結びつきがうすいわけです。

だから、グーグルプラスで大事なのは、あくまでも自分が誰をサークルに入れているか?ということになるわけです。

【糸口2:投稿がマインドセットされない】

ふと何か頭に浮かんだことをソーシャルメディアにふと書いておくということは、みなさん日常的にやっていると思います。

でも!ある特定のサービスの画面を開くと、自然と自分のマインドはセットされているのです。

ツイッターの画面を開けば、「これから書くことは公開の場で書いてもいいことに限る」という気持ちに自然になります。

facebookの画面を開けば、、「これから書くことはプライベートな場だからこそ書けることに限る」という気持ちに自然になります。

でも、みなさんが書いた内容はホントにそうでしょうか?

ツイッター炎上なんていうのもありますが、書いた場と書いた内容がホントマッチしているかどうかというのは、まずは書いてみないとわからないものなんです。

でも、気持ちがマインドセットされてしまっていると、これから書こうとしていた内容はマインドセットに支配されています。

このマインドセットは、場合によっては、これから書こうしていた中身を、本来書こうとしていたことから遠ざけているしまっていることがあるはずです。

その点、グーグルプラスの場合、投稿のコントロールや再共有に対するコントロールもできるので、まず書く!ことが可能になります。

まず気が済むまで書ききってから、この内容は一般公開でポストすべきか、限定公開でポストすべきかということを考えればいいのです。つまり、これ「オフレコね」という必要がありません。

グーグルプラスでの投稿に慣れてくると、ツイッターは元より、facebookでさえも、われわれはずいぶんいろんなことを我慢して投稿していたのだなということに気づかされるのです。

さて!

ここでいろいろ言ってきました、これらのことはなにもこれまでのツイッターやfacebookを否定するものではありません。

むしろ、ツイッターやfacebookがこれまでしっかりとカルチャーを築いてきたということの照明にすらなっていることです。

でも、それがすべてじゃないでしょう?というのは、グーグルプラスというグーグルからの提案なのです。だから、グーグルプラスがソーシャルメディアにおいて、最善策かどうかは、現段階ではまだわかりません。

ただ、グーグルプラスが最新型のソーシャルメディアでのコミュニケーションツールであることは、はっきり言えると思います。

だから!本を書いたわけですよ(宣伝!)。

とはいえ、さすがグーグル様ということで、グーグルプラスには矢継ぎ早にがしがし機能が追加されています。

中でも大きいのは、グーグルページの存在です。

ただし、「できるポケット Google+ 」では、このエントリーで話をしてきた2つの糸口についても話をしていますし、その糸口からはじめていくグーグルプラスの具体的な使い方については、数多くのものを掲載しています。

facebookページがそうであるように、グーグルページを理解するには、まず普段の具体的なプラスの理解が必須です。

みなさんも、まずはぜひグーグルプラスからはじめて、その世界を楽しんでみてください。ホント、そこにはまたひとつ違うインターネットの可能性があるのです。

できるポケット Google+ グーグルプラス スマートに使いこなす基本&活用ワザ 70
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投稿:by 2011 11 18 01:30 PM [Google+, グーグルプラス] | 固定リンク

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