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2011.11.07
伝記「スティーブ・ジョブズ」のiPad版アプリがレイアウト自由自在すぎて超びっくりした
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発売10日で100万部を超えた本について、今更書くというのもなんなんですが、講談社さんからiPadアプリ版と紙版を献本いただきました。
詳細は、もちろん不明ですが、なぜかリリースが遅れてしまったiPad版。どうせ、読むならこのiPad版と紙版がいいと思っていたので、とてもありがたいです。
で、このiPad版のスティーブ・ジョブスの伝記、なるほどアプリ版はそうくるか!という内容になっていて、しばらく本の中身も読まずに、アプリの機能をいじっていました。
まず、ユニークなのが、アプリのダウンロードについては無料で可能で、試し読みができるということ。
続きを読みたい人は、アプリ内課金で上巻と下巻を買うことができるというわけです。アプリ内課金が故の心配事はモダシンさんが指摘してましたけど、どうやら問題なさそうです。
さて、次に面白いのが本のレイアウト。
下のショットは、横レイアウトの画面ショットです。個人的には、一度に見る文字数としては、ちょっと少ない感じです。
そして、iPadを縦にすると、当然レイアウトが変化します。
はい、縦レイアウトです。私は、こっちの方が一度に見れる文字数が多くて好きですね。
ところが!このレイアウト問題。ここで終わりじゃありません。
というか、ここからが本番。
なんと、かなり大胆に文字のレイアウトが変更できるんですよ、このアプリ版のスティーブ・ジョブスの自伝。
- フォント
- 文字サイズ
- 行送り
- 字送り
これだけの項目を、しかもかなりの範囲で変更できてしまうので、文字送りとか、ページの最後にどの言葉を置くとか、そういう編集的な配慮は、完全に無視されます。
これはなんともすごいな。でも、これが電子書籍ってことなんだと思うんですよね。なんか実際に体験すると、紙と電子ってホントに異次元のものですね。
なお、ページめくりのエリアも変更できるので、自分にとって具合のいい位置を見つけることができます。
他にも、当然あるべきの機能として、目次からのページジャンプ・しおり機能などは、ちゃんと揃っており、気になる箇所をメモ的にとっておくことや、さらにはなぜかその場でGoogle検索までできてしまいます。
ということで、かなり至れり尽くせりのiPad版の「スティーブ・ジョブズ」の伝記。電子書籍版を買うつもりだった人は、これを買うのがいいかもしれません。
スティーブ・ジョブズ
カテゴリ: ブック
価格: 無料
とはいえ、けっこうスピード上げて読もうとすると、私はやっぱり紙の方が早く読めますねえ。
なんともいろいろと電子書籍も含めて、本そのもののことを考えさせられていますよ、この「スティーブ・ジョブズ」の伝記には。
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投稿:by いしたにまさき 2011 11 07 10:30 AM [献本] | 固定リンク
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