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2011.12.21

グーグルはなぜグーグルであり続けるのかを描いた本がやっとでた!『IN THE PLEX グーグル ネット覇者の真実』




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今年の年末は、もうホントにいい本ラッシュです(きっと震災の影響はあったはず)。

ネット関連だけで、ざっとピックアップしても以下のとおり。この順番は、これ、読むべきと思っている順番です。

ただ、これらの本すべてが前提としているものが、はっきり1つだけあって、それが「グーグル化された世界」です。

ということで、これらの本を読む前に、どうしても読んでおかないといけない本が1冊あるというわけです。

それが、スティーブン・レヴィの新作です。

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ
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何しろ、あのスティーブン・レヴィがグーグル、それも IN THE PLEX 、つまりはグーグルの内部に入り込んで書いた本です。

少し古いネットの本について知らない人にとっては、ピンとこないかもしれませんが、これはとにかくこれ以上ない著者とテーマの組み合わせです。

ハッカーという文化を世に広めた人と言えば、そのすごさが伝わるでしょうか?

日本人は、3.11東日本大震災での経験を通じて、グーグルという会社がなにをする会社なのか、具体的な事例で、さらに知ることができる機会を得られました。

この日本とグーグルの関係は、まさにこの「グーグル ネット覇者の真実」の冒頭にも出てくる話なのですが、日本人にとって、グーグルがなにをする会社なのかはわかっても、グーグルがいかに仕事をする会社なのかについては、まだよくわかりません。

震災の直後には、パーソンファインダー、そして地図関連とグーグルは大量の仕事をし、そして、その活動は今も続いています。

 リンク: Google Japan Blog: 被災地域のストリートビューを公開します.

本デジタルアーカイブプロジェクトでは、ストリートビュー撮影車を用い、夏から約半年かけて、のべ44,000 km を走行、被害の大きかった東北地方の沿岸地域や主要都市周辺を撮影しました。

いったい、このグーグルらしさってのはなんなんでしょうね?

このいかにもグーグルらしい仕事を評して、時には中の人でさえも、「グーグルにしかできない仕事だから」という言葉を使います。

でも、この言葉には私は違和感があります。たしかにグーグルはすごい、すごい技術力を持っています。

でも、グーグルにしかできないことではないんですね。例えば、グーグルのストリートビュー。実は、グーグルがやる前に、日本でほぼ近いことをやっていた人たち・会社はあります。

でも、ではなにがその人とグーグルの間で違うのかというと、グーグルは頼まれてもいないのに勝手にやって、やり切るんです。このやり切るという部分がグーグルはすごいんです。

そして、やり切ったことに対して、外で起きた現象については、いろいろな本が出ていますし、そもそも自分がかなり経験をしています。

でも、グーグルがなぜやり切る会社なのか?ということについては、類書がありません。

幸い、今年の夏、私はグーグルのアメリカ本社(要するにPLEX)に遊びに行く機会がありました。

IMG_0292

まさに、遊びに行って、グーグルストアで買い物してきただけとも言えるのですが、招待していただいた人のおかげで、グーグルの空気・雰囲気・そしてそれを作り上げているものの一端には触れることができました。

DSC05273

そのグーグル訪問の印象については、すでにdrikin.tv #31で話しているのですが、ここでもう1度繰り返しておきます。

IMG_0307

サービス>オフィス>人というのには、やっぱりなにか通底するものが、はっきりあります。

そこには、単に相乗効果とは言い切れない、なぜこの会社はそうあるのか?そうであるべきと社員は考えているのか?、言語化しきれないものの、その正体のヒントはありました。

以下の、絶賛再生されまくりの初音ミクのChromeのCM動画。

ここで描かれる世界があるのも、結局グーグルだけが環境整備をやりきって、それをみんなが知っているから、このCMは成り立つわけです。

ということで、この謎にどれだけスティーブン・レヴィがせまっているかどうか、もう今からわくわくして仕方がないのです。

グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ
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投稿:by 2011 12 21 12:30 PM [書評] | 固定リンク

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