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2012.03.27

コバユー(Coba-U)とDubMaster Xが思い出させてくれた「音楽する」ということ




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コバユー(Coba-U)には、ありがたいことに会ったことがあって、いつかライブに行きたいと思っていたんですが、まさかこういう形でライブを見ることになるとは思わなかった。

Kaitaicobau

 リンク: カイタイコバユー|KAITAI Coba-U - Coba-U × Dub Master X.

記念すべき第1回目のゲストはジャパニーズ・ダブ・シーンの最重要人物 Dub Master X(ダブ・マスター・エックス)!

 リンク: カイタイコバユー音楽編 Vol.1 Coba-U Dub Master X at 新世界 | 音楽実験室 新世界.

記念すべき第1回のテーマはダブ。 ジャパニーズ・ダブ・シーンの最重要人物 Dub Master Xを迎えてライブでダブ・ミックス! そのテクニックや秘密に迫ります。

 リンク: ジャパニーズ・ダブの名曲「Sentimental Dub」のヴォーカル・ヴァージョンが誕生! Coba-UとDub Master Xがコラボソング&ライブを発表。 | 音楽&エンタメ情報サイト「COLOR」.

そうコバユーはレゲエの人だし、つーかそんなことなくても、ダブと組み合わせるなんて、心憎すぎる。

しかも、その日会場にあらわれるのは、Dub Master X、日本のダブの張本人です。

コバユーの「聞いた話」は、視聴できたし、というかさくっとiTunesで購入したので、コバユーの声とダブの組み合わせが相性がいいことは、ライブ前にわかっていました。

Coba-U DUB - Single - Coba-U
Coba-U DUB - Single - Coba-U

それでもね。まさかあんなライブになるとは思わなかった。

そのライブの経緯と経過については、以下のまとめをどうぞ。

簡単に言うと、普通のライブでは起こりえないトラブルが続出し(特にダブでリバーブがないなんてホントに両腕ないようなものです)、でもライブのクオリティは損なわれることがなく、この日、この時だけの空間と時間が作られたライブでした。このライブこなかった人はホント大損したと思う。

それは、たったひとつのことが理由で、コバユーとダブの組み合わせがとにかく最高のマッチングだったということです、コレに付きます。

ハイハットとリバーブがあれば、飯が食える私ですが、ここまでコバユーとダブがマッチするなんてどうかしてる。

ダブが誕生して40年近い年月が流れていますが、ダブはまだまだ進化するということを、このライブは教えてくれたと思います。

で!

目の前で左でコバユーが唄い、右でDub Master Xがミキサーを操作している光景、これは個人的には神のいる光景でした。

私の最初の社会人キャリアは、実は音響のエンジニアでした。また、めんどくさいことに、私は音楽ではなく音に興味があったのです。

そのため、最適な職業を発見することなく、その仕事は辞め、今に至ります(もちろん、これはやめたものの言い訳です)。

でも、そもそも、音に興味を持って、そこからさらに音楽ができないものでも、ミキサーを楽器として、音楽に参加することを教えてくれたのは、MUTE BEATであり、そのミキサーを握っていたDub Master Xでした。

14 ECHOES +1 ~20th Anniversary EDITION
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いわゆるDJ文化を知る前にダブを知った私は幸運だったと思ってます。

DJにはDJの自由さがありますが、仮にもミキシングを少しは知ったものにとって、ダブの方がはるかに自由です。

この日、MCの時間でコバユーがDub Master Xにダブについて質問してくれました。

  • ダブとはエンジニアの主観である
  • コバユーがミキサーに触ろうとすると「触るな」って言ってた(笑)
  • コバユーは勝手におれの曲にメロディーつけてクレジットくれって言ってきた(笑)、まるでジャマイカのミュージシャンみたいだ(笑)

つまり、ミキサーが楽器になる以上、引用とリミックスの自由さは、われわれの手の中にあるんです。

そして、その理屈だけじゃなくて、それが人の心をうつことを魅せつけてくれるのがダブなんです。

ここまで来て、私はあることに気づきました。ああ、私が今ブログを遠慮なく書いていられるのは、ダブのおかげなんだ。

ブログ黎明期、いろいろな批判がありましたが、そのなかでも最たるものが「ブログは引用ばかりでつまらない」という批判です。ホント今思い出してもくだらない。

私は、その批判を何度聞いても「なんで今頃そんな解決済の話をしているんだろう」と思っていたのですが、それがこのライブの間にいきなりわかりました。

そう!ダブのおかげで、人のふんどしで相撲をとっても出来がよければ問題なし!、ということを知っていたからなんです。

そう!なんです。

ダブのおかげで、ぼくはブログを書き始めるときに、自由な気持ちのままに書き始めることができたんです。

いやあ、これに気づいてよかった。なにか人生の秘密がひとつわかったような気がします。

そして、コバユーの「聞いた話」。

アートにはいろいろな定義がありますが、ひとつには人生の処方箋だと思ってます。

人間生きていると、人生でどうしてもわからないことが起こる(震災はその最たるもの)。その時に「処理できないものを聞かなかったことにする」のは、ひとつの答えです。

でも、聞かなかったことにできない人たちがいます。答えは出ない、でも聞かなかったことにできない人には、その人たちのための処方箋が必要なのです。

そういった処方箋のひとつにコバユーの「聞いた話」はなっていると思います。

R0013288.JPG

そういえば、帰り際にコバユーに「もう音楽やってないんですか?」って、ちょっとさみしい顔で言われ、それが胸に刺さったけど、今度会ったら「音楽はやってないけど、ブログやってる」って答えるつもりです。

具体的に音楽をやることだけが、音楽することじゃないです。それを思い出させてくれてありがとう、コバユー。

あ、そうだ!

コバユー(Coba-U)×DubMaster Xによるコバユーダブは、きっとまたライブがあるはずなので、みんな次は行きましょう!行こう!

【追記】

オフィシャルですてきなライブレポートがアップされていましたー。

 リンク: カイタイコバユー|KAITAI Coba-U | Coba-U | Dub Master X at 新世界.

本番中にリバーブのエフェクトが壊れるという前代未聞のトラブルに見舞われながらも、その場で出来るあらゆる手法を使い、ミキサーという楽器を奏でるステージ上の演者として、最高のライブを見せてくれたDub Master X。そして、Dub Master Xが作り上げるダブの海の中で、気持ち良さそうに身を委ねながらも、凛とした強さを感じさせたコバユー。

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投稿:by 2012 03 27 10:30 AM [音楽] | 固定リンク

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