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2012.05.09
「工場萌え」の大山顕がやっとド直球を投げている文庫「工場」は、実はクラスター論である
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工場萌えなのか、ジャンクションなのか、はたまたなんなのかわからない大山顕さん(いや、この人は要するに団地野郎です)が、工場萌えのしかも文庫を出したということで、献本いただきました。
この本の何がすばらしいって、さすがに「工場萌え」という言葉の言いだしっぺの1人であるだけあって、工場萌えとは現地で愛でることだということを知り尽くした本の構成。
そう!写真としておさめられている光景をどこで見ることができるのかのマップがしっかり収録されているのです。
この地図を見ていると、実は私もなんだかんだで、このマップの中の7割ぐらいの場所にはすでに行っていて、なんというか、気づけば私もすっかり工場萌えクラスターなのだということに気づかされたりもします。
そして、この案内マップがあるからこその文庫というサイズなのも、素敵です。
ただ、この案内マップの部分は、スマホのアプリ化すると、きっとさらにいい具合になると思うので、「それはいっしょに作ってみたい!」という人がいたら、私までご一報ください(笑)。
そして、この本で、さらに!というかいちばん大事なのが、巻末の「工場萌え」概論。
リンク: 「住宅都市整理公団」別棟 : "あれはいったいなんだったのか" 工場写真文庫本発売!.
これ、結局いしたにさんと書いた『楽しいみんなの写真』につながっていくんだけど、2000年前後のドボク個人サイトを普通に見ていた世代が、2007年に 仕事の第一線で働くようになって、ぼくらの写真がマスメディアに飛び出し(たとえば『工場萌え』や『ダム』の編集さんたちはいずれもぼくらと同世代だ)、 そこへmixiから始まるSNSの台頭によってこれがさらに「ツアー化」したということなんだな。
大山さん本人がはっきり書かないので、ぼくが代わりに書いておこうと思うのですが、大山さんのような人、そしてよくネットでインフルエンサーと呼ばれるような人、こういう人たちって、要するに「ハメルーンの笛吹き」なのだ。
ただ、ネットやSNS以前では、笛吹きの笛の音は、街の中でしか聞こえなかった。それが、ネットやSNSがあると、好奇心をキーとしたクラスターの中で、一気に広がってしまうということなのだ。
そして、それがドボクと呼ばれる工場萌えを中心とした領域で、容易に広がったのは、これ、結局大山さんと書いた『楽しいみんなの写真』につながっていくんだけど、2000年前後から普及し始めたデジタルカメラを手にした世代が、ネットという流通経路に写真をどんどん流し始めたことを無関係じゃない。写真があるから、ぼくらはそれをきっかけに話しをすることができる、少しシャイでその場で話すことができなくても、あとからSNSで写真を見ることで、コミュニケーションが深まって、さらに「クラスター化」したということなんだな。
ということで、次は『笛吹とクラスター』という本を書いてみたいのですが、ご興味のある方は、ぜひ、これもご一報ください。
いや、まじでまじで。
そして、工場に対するもう1つのドボククラスターの要であるダムもお忘れなく!おれはもう注文済!
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投稿:by いしたにまさき 2012 05 09 10:30 AM [みんなの写真] | 固定リンク
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